映画さんぽ シスタマゴの徒然日記

映画大好きな姉妹が、最近観た映画のレビューや日々の出来事を気の向くままに綴っています♪

サラサラと読めるだけだった…

2015年07月02日 | 
6月25日の日記で書いたのですが『ランチのアッコちゃん』を読み終わって、かなりガックリきています。

はっきり言って…

何この甘々な話

と、ちょっと腹もたってきました

1話めの『ランチのアッコちゃん』も甘いところはあったけど、まぁまぁこんなもんかな…と思っていたけれど、読み進めるにつれ、1話めでちょっといい感じになっていたこと(イジワーニャ女王)が2話めでフイになっていたり、そんなにすべてうまくいくものかという疑問の展開があったり、3話めはアッコちゃんの話ではなくなっているし、だからなんなの?というおもしろくない話になってます。

4話めになるとさらにひどくなって、ありえないほどのリアリティのなさ、主人公の玲実の妙に鼻につくキャラ、ツッコミどころも満載でイライラも頂点に

だいたいビアホールを切り盛りするといっても、たった一人で167人も捌けるか?

おつまみはレンジでチンするものというのはともかく、そのレンジを別の場所に毎回借りに行かなければならないのって設定に無理あり過ぎでない?

今まで何の経験も資金もなしにいきなり起業してすべてうまくまわるのだろうか…。

コミュニケーション力と行動力、ポジティブさ、これだけで本当にうまくいくの~~~

ちょっといい話ぶって、実は雰囲気だけのこの作品、何かに通じるものがあるな、と考えてみたら…

『しあわせのパン』という映画。

そう、あの感じにすごく似ています。

なんだかきれいごとだけですべて済まされていて、この世の中をなめているとしか思えません。

そして驚くことに、この『ランチのアッコちゃん』は2014年の本屋大賞にノミネートされ、7位を獲得。

全国の書店員、見る目ないんじゃないの?なんて心配になってきましたよ

コメント
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