銃乱射事件で息子がこの世を去りすさんだ生活を送るサム(ビリー・クラダップ)は、別れた妻から息子が遺(のこ)した自作曲のデモCDを渡される。その曲を聴き息子のことを何も知らなかったことに気付いたサムは、遺品のギターを手に息子の曲を場末のライブバーで演奏する。その演奏に魅了された青年のクエンティン(アントン・イェルチン)はサムを説得し、年の離れた2人でバンドを結成するが……。
ウィリアム・H・メイシー初監督作。
俳優がメガホンを取ることは多々あるけれど、出来の良し悪しはわりとはっきり出ます。
で、今回の出来は“俳優が撮った”ということにとらわれずに良い作品だったように感じます。
途中、粋な場面転換があったり、演出力はなかなかだと思いました。
ビリー・クラダップは、『スリーパーズ』以来、出演作をわりとよく見ているはずなのに、いまひとつ顔をはっきり覚えていない俳優さんのひとりでもあります
(この人見たことあるけど誰だっけ?といつも思います)
しかもすっかりおじさんくさくなっていて、エンドクレジットで名前が出るまで主演が誰だかわかりませんでした
しかし、彼のギターと歌の腕前は素晴らしいですね。
で、今回の作品。ストーリーは、突然亡くなった息子の歌を父親が歌い…なんて、どうかするとよくありがちな感動モノの展開を想像するのですが…
物語の中盤以降、意外な衝撃の事実が明らかになって、それまでの映画のイメージが一転します。
というより、ちょっと釈然としなかった部分の理由がはっきりしたというか。
この映画のテーマは、思ってたよりも深い・重いものだとわかりました。
それでも、その事実を受け止めた以降から、本当の再生の物語が始まるのだという風に見えます。
楽曲もいいので、ライブシーンなどは見応えがあります。
観終わって、あれこれ意見などをかわすのもいいでしょう。
ウィリアム・H・メイシー初監督作。
俳優がメガホンを取ることは多々あるけれど、出来の良し悪しはわりとはっきり出ます。
で、今回の出来は“俳優が撮った”ということにとらわれずに良い作品だったように感じます。
途中、粋な場面転換があったり、演出力はなかなかだと思いました。
ビリー・クラダップは、『スリーパーズ』以来、出演作をわりとよく見ているはずなのに、いまひとつ顔をはっきり覚えていない俳優さんのひとりでもあります
(この人見たことあるけど誰だっけ?といつも思います)
しかもすっかりおじさんくさくなっていて、エンドクレジットで名前が出るまで主演が誰だかわかりませんでした
しかし、彼のギターと歌の腕前は素晴らしいですね。
で、今回の作品。ストーリーは、突然亡くなった息子の歌を父親が歌い…なんて、どうかするとよくありがちな感動モノの展開を想像するのですが…
物語の中盤以降、意外な衝撃の事実が明らかになって、それまでの映画のイメージが一転します。
というより、ちょっと釈然としなかった部分の理由がはっきりしたというか。
この映画のテーマは、思ってたよりも深い・重いものだとわかりました。
それでも、その事実を受け止めた以降から、本当の再生の物語が始まるのだという風に見えます。
楽曲もいいので、ライブシーンなどは見応えがあります。
観終わって、あれこれ意見などをかわすのもいいでしょう。