昨日は阪神タイガースと日本ハムファイターズの交流戦。
野球に興味のない僕でも「見てみようか」と思いました。
早速、新聞のテレビ欄を見てみると民放でも4時間枠、NHKBSではなんと4時間越えの放送枠。
これってリーグ最下位同士の対戦ですよ!
人気コンテンツに人気キャラクターが重なればこんな事になるのか、やっぱり野球は人気スポーツだ!と感心しながら6時前から放送のNHKBSの「ゆる〜く深くプロ野球」という番組を見ました。
しかし、まあ。。
資金も人材も豊富なNHKが本気で野球番組作ったら、あんな番組になるのですね。
6分割のマルチビジョンには審判全員の動きを写したり(最後は各審判の歩数まで公開!)、一塁ランナーのリード中の手の動きを延々アップしたり、あげくは攻守交代時に行われる阪神園芸のグラウンド整備作業を解説したり。
「まだ、こういう手があったか〜」と感心して見れました。
マルチアングルが競技そのものを観戦するには集中力が散漫になってしまう場面も感じましたが、試合そっちのけで解説者陣の即興の実演技術解説も興味深く、アッという間の4時間でした。
テレビと言う公共性の高い媒体であんなレアな放送が成り立つのは野球が全国に深く浸透してる証拠と思います。
解説者が何回も「この番組は少年野球やってる子供たちには凄く勉強になってるでしょうね」言ってましたが、もしNHKが「ゆるく深いキックボクシング」なる番組作ったらどうなるでしょうか。
映像的には格闘技の映像は映像初期から同じアングルなんで、いろんな視点から見るとかなりユニークな内容になりそうな。
でもニーズがあるのかな〜、アマチュアの弱さがキックボクシングの弱点ですから、これはテレビ放送ありきで作られた競技の宿命か。。
天心VS武尊がいくら史上最高のカードと言っても、届ける先が格闘技ファンだけというのは、メジャースポーツと比べたら弱い部分もあるのかもしれません。
そこがいいのだけれども。。。