アントニオ猪木が亡くなりました。
一時期よりも元気になってた様子なんで安心してましたが、まさか!の一言です。
ジャイアント馬場も亡くなっているので、昭和プロレスを語る機会や熱が減っていきそうです、残念だ!
猪木の試合は何回か会場で見た事はありますが、会場以外でも遭遇したのが二回あるのです。
1回目は猪木が初めて選挙に出た時期。
友人の誘いで選挙活動の手伝いをしたのです。手伝いと言っても猪木に触りに来る群衆から守るだけですが。
初めは黒門市馬と神戸方面でしたが、猪木の気まぐれで変更になり、梅田駅周辺と天神祭が開催中だったので祭り会場に。
北浜から橋を渡ったのですが、ただでさえ凄い人やのに猪木が来たから一瞬でパニックに。
群衆事故で死亡するケースがありますが、本当にあの時は身の危険を感じました。
もう一つは、東京ドームでの引退試合。
試合観戦後、ある友人から「猪木にはたくさんのスポンサーがいるので来るかは確実ではないけど」と言う条件で銀座か麻布のクラブで、あるスポンサーの打ち上げ会に潜入できたのです。
そこには佐々木健介、佐山サトル、小川直也もいました。あ、木村健吾も。
待つ事2時間くらいだったか、夜中1時ごろに猪木が現れて短い挨拶の後「1、2、3、ダー!!」をして疾風の様に立ち去りました、その後も挨拶回りだったんだろうな。
「凄い世界で生きてる人だな」とため息が出たのを覚えてます。
伴侶一人を見ても「外国人」「女優」「ふた回り年下」などなど、一般人が何回生まれ変わっても経験できない様な事ばかり。
型破りな人が、いなくなるのは寂しいものです。
今日はゆっくり、猪木対ビルロビンソン戦を見るとしましょう。