<読書メモ 2013年4月③>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『パラレル』長嶋有
ゲームクリエーターの「僕」の造形が良かった。
小さなエピソードや物の考え方もぐっときた。
(長嶋有の初長篇作品です。
って、あれ?そうだっけ?
言われてみれば『サイドカーに犬』とか
『ジャージの二人』とか、中短編だったか?
というくらい、初長編のイメージがなかったですが。
失業して離婚して30代半ばにもなっちゃって、
という「僕」の物語。
主人公とパラレルな位置にいるのは、
ベンチャー企業の社長で女好き派手好きの「津田」。
主人公の「僕」は、飄々としているというか
良くも悪くも脱力系というか、自己主張しないフリして
自分の中に考察らしきものは持っている。
そういうやつ。
良い感じにパラレルです。
すれ違いとは、ちょっと違うという平行線のふたり)
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『パラレル』長嶋有
ゲームクリエーターの「僕」の造形が良かった。
小さなエピソードや物の考え方もぐっときた。
(長嶋有の初長篇作品です。
って、あれ?そうだっけ?
言われてみれば『サイドカーに犬』とか
『ジャージの二人』とか、中短編だったか?
というくらい、初長編のイメージがなかったですが。
失業して離婚して30代半ばにもなっちゃって、
という「僕」の物語。
主人公とパラレルな位置にいるのは、
ベンチャー企業の社長で女好き派手好きの「津田」。
主人公の「僕」は、飄々としているというか
良くも悪くも脱力系というか、自己主張しないフリして
自分の中に考察らしきものは持っている。
そういうやつ。
良い感じにパラレルです。
すれ違いとは、ちょっと違うという平行線のふたり)