<読書メモ 2013年3月⑤>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『ロダンと花子』資延勲
(メモなし。
著者名は「すけのぶ いさお」と読むらしい。
「考える人」で有名な彫刻家ロダンのモデルになった唯一の日本人、
女優「花子」の評伝的お話しです。
まず、そんな人がいたんだあ、という驚きがあり、
次に花子の骨太人生に、さらに驚きます。
明治時代の、富も学も何もない女性、花子(本名:太田ひさ)が
1900年代初頭のヨーロッパに旅芸人一座の一員として渡り、
舞台女優として活躍するという。
すごいなあ。
当時のヨーロッパは1900年のパリ万博で
日本ブームが巻き起こってはいたんですね。
とはいえ33歳で「えいや」っと渡欧したり、
自分の一座を率いてヨーロッパ各地を巡業したり、
やっぱり、すごいなあ。
ネタとして強いからかですかね、
同テーマの本はいくつかありまして。
まず、森鴎外の短編に『花子』というのがあります。
私が読んだこちらは、正式タイトルが
『ロダンと花子 ―ヨーロッパを翔けた日本人女優の知られざる生涯 』
ってことでサブタイトルが付いています。
まったく同じタイトル『ロダンと花子』沢田助太郎(96年刊行)
というのがすでにあったからでしょうね。
さらにこの2冊の『ロダンと花子』を底本にしたであろう
『マダム・ハナコ』っちゅう本もあります。
前2冊を再版すれば良い気もしますが
そうもいかない事情でもあるのかもしれませんね)
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『ロダンと花子』資延勲
(メモなし。
著者名は「すけのぶ いさお」と読むらしい。
「考える人」で有名な彫刻家ロダンのモデルになった唯一の日本人、
女優「花子」の評伝的お話しです。
まず、そんな人がいたんだあ、という驚きがあり、
次に花子の骨太人生に、さらに驚きます。
明治時代の、富も学も何もない女性、花子(本名:太田ひさ)が
1900年代初頭のヨーロッパに旅芸人一座の一員として渡り、
舞台女優として活躍するという。
すごいなあ。
当時のヨーロッパは1900年のパリ万博で
日本ブームが巻き起こってはいたんですね。
とはいえ33歳で「えいや」っと渡欧したり、
自分の一座を率いてヨーロッパ各地を巡業したり、
やっぱり、すごいなあ。
ネタとして強いからかですかね、
同テーマの本はいくつかありまして。
まず、森鴎外の短編に『花子』というのがあります。
私が読んだこちらは、正式タイトルが
『ロダンと花子 ―ヨーロッパを翔けた日本人女優の知られざる生涯 』
ってことでサブタイトルが付いています。
まったく同じタイトル『ロダンと花子』沢田助太郎(96年刊行)
というのがすでにあったからでしょうね。
さらにこの2冊の『ロダンと花子』を底本にしたであろう
『マダム・ハナコ』っちゅう本もあります。
前2冊を再版すれば良い気もしますが
そうもいかない事情でもあるのかもしれませんね)