<読書メモ 2013年3月⑥>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『名短編、ここにあり』北村薫 宮部みゆき 編
タイトルだけメモ。
半村良「となりの宇宙人」
黒井千次「冷たい仕事」
小松左京「むかしばなし」
城山三郎「隠し芸の男」
吉村昭「少女架刑」
吉行淳之介「あしたの夕刊」
山口瞳「穴」
多岐川恭「網」
戸板康二「少年探偵」。
(北村薫と宮部みゆきが選んだ12の短編が収録されています。
北村薫と宮部みゆきは本読みとして有名ですし、
アンソロをつくるのが楽しいんでしょうね。
ちくま文庫から、この二人が編纂した短編集シリーズが
大量に出ています。
『少女架刑』はなかなか衝撃的だったので、覚えています。
若くして亡くなり、親に「献体」として売られた少女の
要するに死者の一人称の物語です。
『夏と花火と私の死体』かよ!
解剖までの語りがいたたまれなくて、衝撃的でした。
他は、あまり記憶に残っていないのですが。
セレクトのコンセプトが
「この人、こういうのも書いてたんだ〜」
という作品らしいのです。
そういう意味では、作家名と作品のイメージが
ちょっと乖離するんですよね。
各作家の作風を把握していれば楽しいかもしれませんが、
私はそこまで読んでなくて、ピンと来なかった感があります。
とはいえこういうアンソロは便利ですよね。
読書の幅を広げたいと考えるときに読むと良いんじゃなかろうか)
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『名短編、ここにあり』北村薫 宮部みゆき 編
タイトルだけメモ。
半村良「となりの宇宙人」
黒井千次「冷たい仕事」
小松左京「むかしばなし」
城山三郎「隠し芸の男」
吉村昭「少女架刑」
吉行淳之介「あしたの夕刊」
山口瞳「穴」
多岐川恭「網」
戸板康二「少年探偵」。
(北村薫と宮部みゆきが選んだ12の短編が収録されています。
北村薫と宮部みゆきは本読みとして有名ですし、
アンソロをつくるのが楽しいんでしょうね。
ちくま文庫から、この二人が編纂した短編集シリーズが
大量に出ています。
『少女架刑』はなかなか衝撃的だったので、覚えています。
若くして亡くなり、親に「献体」として売られた少女の
要するに死者の一人称の物語です。
『夏と花火と私の死体』かよ!
解剖までの語りがいたたまれなくて、衝撃的でした。
他は、あまり記憶に残っていないのですが。
セレクトのコンセプトが
「この人、こういうのも書いてたんだ〜」
という作品らしいのです。
そういう意味では、作家名と作品のイメージが
ちょっと乖離するんですよね。
各作家の作風を把握していれば楽しいかもしれませんが、
私はそこまで読んでなくて、ピンと来なかった感があります。
とはいえこういうアンソロは便利ですよね。
読書の幅を広げたいと考えるときに読むと良いんじゃなかろうか)