<読書メモ 2013年3月④>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『義経(下)』司馬遼太郎
義経が浅はかすぎてツライ。
登場人物で魅力的な人間がひとりもいないという凄いことに。
(司馬遼太郎は、義経の戦略的才能を評価しつつ
人間的には「浅慮」とぶった切っています。
というか、シバリョー先生は義経のこと好きじゃなかったんじゃないかな…。
という読後感になる小説です。
どうでも良いけど、この読書メモ、なぜ『義経(下)』なんでしょうね。
『義経(上)』はどこにいったのか。
読んでないのか、私。
いや、佐殿(すけどの)の記憶はあるよ。
平家の栄華と世論とか、牛若・遮那王の話しとか
読んだ気がするよ…、自分の記憶に自信がないですが…。
大丈夫か、私)
『忍びの国』和田竜
作者は『のぼうの城』の人。
こちらも映画にしたら面白そう。
読み物としても面白かったけど。
表紙画が山口晃なのだけど、装丁がちょっと残念かな。
山口晃の無駄遣い…。
(こちらは『義経』の鎌倉幕府前夜、1100年代のお話しから
400年程跳びまして、1500年代後半の「天正伊賀の乱」がテーマ。
伊賀の忍「無門(むもん)」が主人公で、
織田信雄(のぶかつ)の伊賀侵攻が舞台。
信雄は名前でわかる通り、織田信長の息子です。
家中では無能と評され、伊賀侵攻も信長にめちゃ怒られたようですが
織田家の男子で江戸時代まで生き残ったのはこの人だけでもあります。
ちなみに安土城焼いちゃったのも織田信雄だと言われています。
焼くな!
あ、『忍びの国』は時代エンタメ小説としておもしろいです。
もともとが「忍者もの」の脚本として書いたものを
小説として書き直したらしいので、そりゃあ映像との相性も良いでしょう。
2008年刊行、2017年に映画化されています)
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『義経(下)』司馬遼太郎
義経が浅はかすぎてツライ。
登場人物で魅力的な人間がひとりもいないという凄いことに。
(司馬遼太郎は、義経の戦略的才能を評価しつつ
人間的には「浅慮」とぶった切っています。
というか、シバリョー先生は義経のこと好きじゃなかったんじゃないかな…。
という読後感になる小説です。
どうでも良いけど、この読書メモ、なぜ『義経(下)』なんでしょうね。
『義経(上)』はどこにいったのか。
読んでないのか、私。
いや、佐殿(すけどの)の記憶はあるよ。
平家の栄華と世論とか、牛若・遮那王の話しとか
読んだ気がするよ…、自分の記憶に自信がないですが…。
大丈夫か、私)
『忍びの国』和田竜
作者は『のぼうの城』の人。
こちらも映画にしたら面白そう。
読み物としても面白かったけど。
表紙画が山口晃なのだけど、装丁がちょっと残念かな。
山口晃の無駄遣い…。
(こちらは『義経』の鎌倉幕府前夜、1100年代のお話しから
400年程跳びまして、1500年代後半の「天正伊賀の乱」がテーマ。
伊賀の忍「無門(むもん)」が主人公で、
織田信雄(のぶかつ)の伊賀侵攻が舞台。
信雄は名前でわかる通り、織田信長の息子です。
家中では無能と評され、伊賀侵攻も信長にめちゃ怒られたようですが
織田家の男子で江戸時代まで生き残ったのはこの人だけでもあります。
ちなみに安土城焼いちゃったのも織田信雄だと言われています。
焼くな!
あ、『忍びの国』は時代エンタメ小説としておもしろいです。
もともとが「忍者もの」の脚本として書いたものを
小説として書き直したらしいので、そりゃあ映像との相性も良いでしょう。
2008年刊行、2017年に映画化されています)