<読書メモ 2013年4月①>
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『ああ言えばこう食う』阿川佐和子, 檀ふみ
あとがき対談の話しもおもしろかった。
近代文学が確立するまで、
本は「対話」で構成されていたという。
聖書も、ソクラテスも、孔子も、トルストイ書簡集も。
(阿川佐和子と檀ふみの才女コンビによる名作エッセイ、
記念すべき第1作です。
このお二人のやりとり、ほんと好き!
第15回講談社エッセイ賞(1999)受賞。
この続編が『ああ言えばこう行く』(集英社)で、
新潮社からは同コンビで『太ったんでないのッ!?』というのも出ています。
往復書簡風のリレーエッセイ。
最初は「食」がテーマだったはずなのに、
フリーダムな感じでどんどん話題が広がっていき
最高に楽しいです。
余談ですが、檀一雄の『火宅の人』を読んだ際(2017)にも言及した
名コンビの名作エッセイです。
ちなみに私が記憶内で「檀流クッキング一等兵」と思っていた
檀ふみさんですが、「檀流クッキング二等兵」だそうです。
まあ、隊長(父親)が
「奥様方もたまには丸一日かけて豚の角煮
でもつくるがよろしい。むずかしくはない」
(レアな部位の買い出しから、焼く、蒸す、煮るまでする鬼畜レシピ…)
と言うような人なので、私なら脱走兵になってます。
ほんと、生まれ変われるなら檀一雄がいいな笑)
カッコ内は、2020年現在の補足コメントです。
『ああ言えばこう食う』阿川佐和子, 檀ふみ
あとがき対談の話しもおもしろかった。
近代文学が確立するまで、
本は「対話」で構成されていたという。
聖書も、ソクラテスも、孔子も、トルストイ書簡集も。
(阿川佐和子と檀ふみの才女コンビによる名作エッセイ、
記念すべき第1作です。
このお二人のやりとり、ほんと好き!
第15回講談社エッセイ賞(1999)受賞。
この続編が『ああ言えばこう行く』(集英社)で、
新潮社からは同コンビで『太ったんでないのッ!?』というのも出ています。
往復書簡風のリレーエッセイ。
最初は「食」がテーマだったはずなのに、
フリーダムな感じでどんどん話題が広がっていき
最高に楽しいです。
余談ですが、檀一雄の『火宅の人』を読んだ際(2017)にも言及した
名コンビの名作エッセイです。
ちなみに私が記憶内で「檀流クッキング一等兵」と思っていた
檀ふみさんですが、「檀流クッキング二等兵」だそうです。
まあ、隊長(父親)が
「奥様方もたまには丸一日かけて豚の角煮
でもつくるがよろしい。むずかしくはない」
(レアな部位の買い出しから、焼く、蒸す、煮るまでする鬼畜レシピ…)
と言うような人なので、私なら脱走兵になってます。
ほんと、生まれ変われるなら檀一雄がいいな笑)