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GASEX’94 女性は強し! -バリ島- 1994.11.05~13
成田からシンガポール経由デンパサール空港へ。同行者がガルーダ・インドネシア航空を嫌がりJAL、シンガポール航空と乗り継いでのバリ島入りである。
今回の旅は西太平洋諸国のガス関係者が一堂に会する国際会議の旅。過去、豪州、日本で開催され第3回目を迎える3年に一度の会議なのだが、会議名称を「GASEX」という。
「GA-SEX」ではなく、「GAS-EX」、つまりGASに関する情報のEXCHANGE(交換)という意味。会議はシェラトン・ヌサインダー・リゾートに隣接するバリ・コンベンション・センターで開催される。
GASEX会議の会場「Bali International Convention Center」
到着後、早速コンベンションセンターを覗くと、インドネシアの会議事務局長以下スタッフが準備に追われている。国際会議の運営に不慣れな彼らは、日本ガス協会(JGA)の私のオフィスに事前に訪ねて来て、運営の仕方を伝授したのだが、早速助言を求めてくる。あるセッションの議長を私にやって欲しいと突然言い出し、別の人間を推薦するも、いや、お前のほうが良いと引き下がらない。私の立場は業界のNO.4、海外ではVIPのようである。開会式の手順がまだ決まらないらしい。事務局に助言をして明日聞くことに。
Bali島の地図
(左)キンタマーニのバトゥール山と湖の雄大な眺め (右)民族衣装を纏ったパイナップルジュースを売る少女達
翌日は、同行の上司など3人で島巡り。ほぼ1年前に来た時とほぼ同様のコースをチャーターしたマイクロバスで巡る。キンタマーニでバトゥール山とバトゥール湖の雄大な眺めを楽しみながら昼食。ガムランの調べが旅情を掻き立てる。
バスの発着の度に小さな男の子達がTシャツや絵葉書、木彫りの像を持って1000円!1000円!と乗降客に群がる。何でも1000円であるが、この1000円は買って頂戴!という意味で、1000円に意味があるわけではない。女の子達は民族衣装を身に纏いパイナップルジュースを売り歩いている。
ウブドの巨大な顔を持つ古代遺跡「ゴア・ガジャ」
バリ・ダンスを鑑賞できるレストランでスタッフと夕食
タンパクシリンの聖なる泉の湧く寺院ティルタ・エンプルから、ウブドの巨大な顔を持つ古代遺跡ゴア・ガジャを訪ねる一般的な観光を終え、夕刻ホテルに戻る。先行してバリ島入りしているわがチーム・スタッフ達と郊外のショーの見れるレストランで夕食をとる。
ホテルに戻るとまだ明日の開会式の手順が届いていない。会議場の事務局を訪ねるとやっと決まったようで、それをJGAの正・副会長に伝えなければならない。実はこれが大変! リゾートホテルは広大なのだ。
昨年来た時に宿泊した「グランド・ハイアット」
会長の宿舎は、グランドハイアット。秘書とはすぐに連絡がとれ、要領を伝える。
「シェラトン・ラグーン・ヌサ・ドゥア・ビーチ」
次にA副会長(実は私の出向元のトップ)の宿舎は、シェラトン・ラグーン・ヌサ・ドゥア・ビーチ。秘書に電話すれども出ない。仕方なくA副会長の部屋に電話すると「ほな、すぐ来てくれるか」の返事。直線距離で約1.5km。外を周ると距離が余計かかるので砂浜伝いに「はあ!はあ!」言いながら部屋に辿り着く。呼び鈴を押せども応答なし。最初は1分間隔で鳴らすが、そのうち腹が立って10秒間隔で鳴らす。待つこと7~8分してやっとドアが開く。「すまん、すまん、風呂に入ってた。」 それなら直になどと言わないで! 部屋に入って説明していると、ご夫人、秘書等の一行がお戻り。「ゆっくりして行ったら」と言ってくれるが、「次があるので」と早々に退散。
我々の宿舎でもある「シェラトン・ヌサインダーホテル」
今度はB副会長の所へ。宿舎は我々のシェラトン・ヌサインダーホテル。でも秘書もB副会長も捕まらない。朝からトローリングに出て、釣った魚で同社の出席者で船盛宴会とか。しばし待って戻ってきたB副会長はぐったりお疲れの様子、でもご夫人はこれからホテルでもう少し飲もうかという元気の良さ。秘書に要領を伝え、小生と部下のMgrはやれやれ!。
やっと、開放されて11時頃部屋に戻る。いずこも女子は強し!である。
(左)シェラトン・ヌサインダーホテルの玄関 (右)ホテルの施設見取り図
GASEX’94 女性は強し! -バリ島- 1994.11.05~13
成田からシンガポール経由デンパサール空港へ。同行者がガルーダ・インドネシア航空を嫌がりJAL、シンガポール航空と乗り継いでのバリ島入りである。
今回の旅は西太平洋諸国のガス関係者が一堂に会する国際会議の旅。過去、豪州、日本で開催され第3回目を迎える3年に一度の会議なのだが、会議名称を「GASEX」という。
「GA-SEX」ではなく、「GAS-EX」、つまりGASに関する情報のEXCHANGE(交換)という意味。会議はシェラトン・ヌサインダー・リゾートに隣接するバリ・コンベンション・センターで開催される。
GASEX会議の会場「Bali International Convention Center」
到着後、早速コンベンションセンターを覗くと、インドネシアの会議事務局長以下スタッフが準備に追われている。国際会議の運営に不慣れな彼らは、日本ガス協会(JGA)の私のオフィスに事前に訪ねて来て、運営の仕方を伝授したのだが、早速助言を求めてくる。あるセッションの議長を私にやって欲しいと突然言い出し、別の人間を推薦するも、いや、お前のほうが良いと引き下がらない。私の立場は業界のNO.4、海外ではVIPのようである。開会式の手順がまだ決まらないらしい。事務局に助言をして明日聞くことに。
Bali島の地図
(左)キンタマーニのバトゥール山と湖の雄大な眺め (右)民族衣装を纏ったパイナップルジュースを売る少女達
翌日は、同行の上司など3人で島巡り。ほぼ1年前に来た時とほぼ同様のコースをチャーターしたマイクロバスで巡る。キンタマーニでバトゥール山とバトゥール湖の雄大な眺めを楽しみながら昼食。ガムランの調べが旅情を掻き立てる。
バスの発着の度に小さな男の子達がTシャツや絵葉書、木彫りの像を持って1000円!1000円!と乗降客に群がる。何でも1000円であるが、この1000円は買って頂戴!という意味で、1000円に意味があるわけではない。女の子達は民族衣装を身に纏いパイナップルジュースを売り歩いている。
ウブドの巨大な顔を持つ古代遺跡「ゴア・ガジャ」
バリ・ダンスを鑑賞できるレストランでスタッフと夕食
タンパクシリンの聖なる泉の湧く寺院ティルタ・エンプルから、ウブドの巨大な顔を持つ古代遺跡ゴア・ガジャを訪ねる一般的な観光を終え、夕刻ホテルに戻る。先行してバリ島入りしているわがチーム・スタッフ達と郊外のショーの見れるレストランで夕食をとる。
ホテルに戻るとまだ明日の開会式の手順が届いていない。会議場の事務局を訪ねるとやっと決まったようで、それをJGAの正・副会長に伝えなければならない。実はこれが大変! リゾートホテルは広大なのだ。
昨年来た時に宿泊した「グランド・ハイアット」
会長の宿舎は、グランドハイアット。秘書とはすぐに連絡がとれ、要領を伝える。
「シェラトン・ラグーン・ヌサ・ドゥア・ビーチ」
次にA副会長(実は私の出向元のトップ)の宿舎は、シェラトン・ラグーン・ヌサ・ドゥア・ビーチ。秘書に電話すれども出ない。仕方なくA副会長の部屋に電話すると「ほな、すぐ来てくれるか」の返事。直線距離で約1.5km。外を周ると距離が余計かかるので砂浜伝いに「はあ!はあ!」言いながら部屋に辿り着く。呼び鈴を押せども応答なし。最初は1分間隔で鳴らすが、そのうち腹が立って10秒間隔で鳴らす。待つこと7~8分してやっとドアが開く。「すまん、すまん、風呂に入ってた。」 それなら直になどと言わないで! 部屋に入って説明していると、ご夫人、秘書等の一行がお戻り。「ゆっくりして行ったら」と言ってくれるが、「次があるので」と早々に退散。
我々の宿舎でもある「シェラトン・ヌサインダーホテル」
今度はB副会長の所へ。宿舎は我々のシェラトン・ヌサインダーホテル。でも秘書もB副会長も捕まらない。朝からトローリングに出て、釣った魚で同社の出席者で船盛宴会とか。しばし待って戻ってきたB副会長はぐったりお疲れの様子、でもご夫人はこれからホテルでもう少し飲もうかという元気の良さ。秘書に要領を伝え、小生と部下のMgrはやれやれ!。
やっと、開放されて11時頃部屋に戻る。いずこも女子は強し!である。
(左)シェラトン・ヌサインダーホテルの玄関 (右)ホテルの施設見取り図
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