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トロピカル・スニーカーズ -サイパン- 2005.07.07-07.08
前回、ソウル・ゴルフ旅行の時の仲間と再びサイパンに行くことになった。ソウルの時は急遽一人が身内の不幸で行けなくなったが、今回は4人揃っての旅である。
計画時には全く知らなかったが、我々が行く10日ほど前の6月27-28日に、戦後60年のサイパンを天皇・皇后両陛下が史上初めて友好親善ではなく戦没者の慰霊目的だけのために行幸され、その様子はテレビで紹介された。
兎に角、安くコストパフォーマンスの高い旅にしようと皆で調べた結果、飛行機・ホテルのみのパック旅行を申し込んだ。一人48420円。サイパン・グランドホテル本館3階以上/オーシャンビューで、空港税・利用料5420円、初日の午前中のミニ島内観光も含んでいる。
サイパン島・島内略図
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/67/5a1fe691548b3c6fd3ac451bc91fd757.jpg)
(左)今回の宿舎 サイパン・グランドホテル正面玄関 (右)部屋の様子
関空を22時丁度に飛び立ったJALウェイズJO949便は、翌午前2時25分サイパン国際空港に着く。時差は1時間。
サイパンのお隣の島グァムに新婚旅行で行ったのが34年前。当時は固定相場制で1ドル360円の時代(ちなみに今回は$1=114)。イエローカードとビザが必要で、円の持ち出し制限もあった。あの時もグァム行きは伊丹から夜の遅い便で、南国のけだるい風の吹くグァムの空港に深夜に降り立ったのを昨日のように思い出す。そう!旅行後すぐに横井庄一さんがジャングルから出て来るというビッグニュースがあった。
(左)バンザイクリフに立つ慰霊塔 (右)何事もなかったかのように紺碧の海が広がるバンザイクリフ
朝8時30分、島内ミニ観光「トロピカル・スニーカーズ」が始まる。数時間しか寝ていないがその辺は社会人生活で鍛えられている。
最初に訪れたのが島の最北端のバンザイクリフ。1944年6月のアメリカ軍をはじめとする連合国軍の上陸の際には住民を巻き込んでの激しい戦闘によって、ここバンザイクリフから多くの人々が身を投ずるなど多数の犠牲者を出した。今は何事もなかったかのように波が打ち寄せ紺碧の海が広がっている。
(左)最後の司令塔 畳8畳くらいの狭い洞窟空間 (右)連合国軍の上陸・戦火拡大の様子が見て取れる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/3a/f17128a1d108d0e64ce83d305594ca18.jpg)
(左・右)戦争の様々な傷跡が司令塔前に残されている
次に訪れたのが最後の司令塔跡。第二次世界大戦中は、日本軍司令部があったが、最後の司令塔跡は畳8畳位の狭い洞窟のような所で、今はその周辺に日本国慰霊塔があり機関砲、戦車の残骸等が当時の有様を今に伝えている。この時期、火炎樹の花が咲き乱れ、忌まわしい過去の出来事がうそのようである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/7a/1ae82773697bea0e07a7da467f751535.jpg)
(左)最後の司令塔近くにある「日本国慰霊塔」 (右)この時期、島内には火炎樹の花が至る所で咲き乱れる
その後、サンゴ礁の上にある石灰岩でできた無人島で、表面にはたくさんの穴があき、多くの鳥たちが暮らしているのがその名の由来のバードアイランド、南洋興発株式会社初代社長である松江春次氏の銅像が設置されているシュガーキングパーク、ここには砂糖きび運搬用として1944年まで使用されていた機関車が飾られている、等々を観光し、お昼にトロピカルスニーカーズを終了する。
(左)無人島のバードアイランド (右)南洋興発株式会社があったシュガーキングパーク
(左)シュガーキングパークには神社が・・・ (右)1944年まで砂糖きびを運んだ機関車
午後は、ゴルフの予約がある。DFS内のハードロックカフェで大急ぎでサンドウィッチの昼食を済ませ、ピックアップ場所であるグランドホテルに戻る。
トロピカル・スニーカーズ -サイパン- 2005.07.07-07.08
前回、ソウル・ゴルフ旅行の時の仲間と再びサイパンに行くことになった。ソウルの時は急遽一人が身内の不幸で行けなくなったが、今回は4人揃っての旅である。
計画時には全く知らなかったが、我々が行く10日ほど前の6月27-28日に、戦後60年のサイパンを天皇・皇后両陛下が史上初めて友好親善ではなく戦没者の慰霊目的だけのために行幸され、その様子はテレビで紹介された。
兎に角、安くコストパフォーマンスの高い旅にしようと皆で調べた結果、飛行機・ホテルのみのパック旅行を申し込んだ。一人48420円。サイパン・グランドホテル本館3階以上/オーシャンビューで、空港税・利用料5420円、初日の午前中のミニ島内観光も含んでいる。
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(左)今回の宿舎 サイパン・グランドホテル正面玄関 (右)部屋の様子
関空を22時丁度に飛び立ったJALウェイズJO949便は、翌午前2時25分サイパン国際空港に着く。時差は1時間。
サイパンのお隣の島グァムに新婚旅行で行ったのが34年前。当時は固定相場制で1ドル360円の時代(ちなみに今回は$1=114)。イエローカードとビザが必要で、円の持ち出し制限もあった。あの時もグァム行きは伊丹から夜の遅い便で、南国のけだるい風の吹くグァムの空港に深夜に降り立ったのを昨日のように思い出す。そう!旅行後すぐに横井庄一さんがジャングルから出て来るというビッグニュースがあった。
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(左)バンザイクリフに立つ慰霊塔 (右)何事もなかったかのように紺碧の海が広がるバンザイクリフ
朝8時30分、島内ミニ観光「トロピカル・スニーカーズ」が始まる。数時間しか寝ていないがその辺は社会人生活で鍛えられている。
最初に訪れたのが島の最北端のバンザイクリフ。1944年6月のアメリカ軍をはじめとする連合国軍の上陸の際には住民を巻き込んでの激しい戦闘によって、ここバンザイクリフから多くの人々が身を投ずるなど多数の犠牲者を出した。今は何事もなかったかのように波が打ち寄せ紺碧の海が広がっている。
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(左)最後の司令塔 畳8畳くらいの狭い洞窟空間 (右)連合国軍の上陸・戦火拡大の様子が見て取れる
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(左・右)戦争の様々な傷跡が司令塔前に残されている
次に訪れたのが最後の司令塔跡。第二次世界大戦中は、日本軍司令部があったが、最後の司令塔跡は畳8畳位の狭い洞窟のような所で、今はその周辺に日本国慰霊塔があり機関砲、戦車の残骸等が当時の有様を今に伝えている。この時期、火炎樹の花が咲き乱れ、忌まわしい過去の出来事がうそのようである。
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(左)最後の司令塔近くにある「日本国慰霊塔」 (右)この時期、島内には火炎樹の花が至る所で咲き乱れる
その後、サンゴ礁の上にある石灰岩でできた無人島で、表面にはたくさんの穴があき、多くの鳥たちが暮らしているのがその名の由来のバードアイランド、南洋興発株式会社初代社長である松江春次氏の銅像が設置されているシュガーキングパーク、ここには砂糖きび運搬用として1944年まで使用されていた機関車が飾られている、等々を観光し、お昼にトロピカルスニーカーズを終了する。
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(左)無人島のバードアイランド (右)南洋興発株式会社があったシュガーキングパーク
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(左)シュガーキングパークには神社が・・・ (右)1944年まで砂糖きびを運んだ機関車
午後は、ゴルフの予約がある。DFS内のハードロックカフェで大急ぎでサンドウィッチの昼食を済ませ、ピックアップ場所であるグランドホテルに戻る。
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