宝塚歌劇を62歳にして初めて体験しました。
宝塚はしばしばゴルフの行き帰りに立ち寄ったりすることがありましたが、どういうわけか、多分興味がなかったんでしょう、この歳まで歌劇を見る機会がありませんでした。それが、ある懸賞の源氏物語に引かれて何気なく応募したところ、当選とあいなって14日月組公演「源氏物語千年紀頌 夢の浮橋」を女房と鑑賞してまいりました。
正直、瀬奈じゅんさん、霧矢大夢さん等々のトップスターが誰なのか全く分からない門外漢の小生。熱心に熱い視線で観劇する隣の席の女性等にははなはだ失礼な叔父さんに映ったことでしょう。
ショーの内容は、素晴らしいものでしたが、それ以上に感動を新たにしたのは、小林一三さんの取り組まれた事業の内容ですね。
平日の午後、観客は90%が女性客ですが、明らかに遠方よりの来場者や西欧人の観客も結構多く、しかも満席状態。1914年の初演以来、これだけの人をコンスタントに集めるショービジネスの仕組みと街づくり。すごいですね。
少女歌劇は女の子の見るもの、と母親に子供頃から言われて今日まで見る機会がなかったけれども、成功の秘訣を少しだけ垣間見た気がしました。まだまだ、奥は深いのでしょうが。
それにしても、劇場横を流れる武庫川の対岸や遊園地の跡地には、マンションが立ち並び、昔の良き風情がその面影を少しずつフェードインしていくのは寂しい限りですね。
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宝塚はしばしばゴルフの行き帰りに立ち寄ったりすることがありましたが、どういうわけか、多分興味がなかったんでしょう、この歳まで歌劇を見る機会がありませんでした。それが、ある懸賞の源氏物語に引かれて何気なく応募したところ、当選とあいなって14日月組公演「源氏物語千年紀頌 夢の浮橋」を女房と鑑賞してまいりました。
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平日の午後、観客は90%が女性客ですが、明らかに遠方よりの来場者や西欧人の観客も結構多く、しかも満席状態。1914年の初演以来、これだけの人をコンスタントに集めるショービジネスの仕組みと街づくり。すごいですね。
少女歌劇は女の子の見るもの、と母親に子供頃から言われて今日まで見る機会がなかったけれども、成功の秘訣を少しだけ垣間見た気がしました。まだまだ、奥は深いのでしょうが。
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