(写真はクリックで拡大します)
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ホースシュー・ベンドからアンテロープ・キャニオンまでは車で10分の距離。正式名称はアンテロープキャニオン・ナバホ・トライバル・パーク。ロゥワー(Lower)とアッパー(Upper)の二つのキャニオンがあり、我々が向かうのはアッパーキャニオンのトレイルだ。
ここは、モニュメントバレー同様ナバホ族居留地域内にある。予約時刻に事務所からキャニオン入り口までナバホ族のドライバー兼ガイドが運転するジープで、細かい砂状の凸凹道(多分川床と思われる)を砂煙をあげながら約15分ほど走ると、キャニオンの入り口に到達する。
どんなところだろうと種々想像していたが、全く想像と違った形でその入口はあった。ここでは、いくつかの約束事がある。内部は狭いので右側通行、フラッシュ撮影は禁止、往路に撮影・復路は直帰、等々である。
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Powell湖とペイジの町周辺MAP(赤枠が訪問地)川床砂地をアンテロープへ(別会社の車) 真っ青な空とおっぱい山
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アンテロープキャニオンの入り口(中央の岩の裂け目)
一歩、その裂け目に足を踏み入れると、さんざん写真で見てきたあの光景が出現する。赤茶けた砂岩とは対照的な真っ青な空から降り注ぐ陽光が、渓谷内を照らすことで、様々な形の岩壁とその複雑な岩肌模様と入射光との三者のコラボレーションが幾千、幾万の芸術を生み出している。
最高の芸術が見られるのは、夏場の晴天、正午前後の数時間の太陽が真上にある時というのをガイド本か何かで読んだが、今がまさにその時である。
運転手兼ガイドのナバホの男性が、ここぞというスポットで撮影条件を設定して写真を撮ってくれるというので、自らはデジカメ、ガイドには一眼レフを渡して、著作権無視の撮影に徹する。(解説は不要、沢山の自然アートをご覧ください)
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AC06 AC07 AC08
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AC09 AC10 AC11
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AC24 AC25 AC26
それにしても、高さがおよそ20m、全長が約150mのこのキャニオンが、上流からの鉄砲水で多くの時間を経て創られたようだが、水の威力を再認識させられる。渓谷の中の岩の上部に枯れ木や流出物が引っかかっているのが散見される。(ちょっとピンボケですがAC18を参照)
ここアッパーではないが、1997年8月12日、ロゥワー・アンテロープ・キャニオンを訪れていた欧州からの11人の若者グループがこの鉄砲水に襲われ命を落としている。うち2人の男性の遺体は未だ見つかっていない。
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出口の外も川床のような景色 欧州11名の若者の慰霊碑 事故時の捜索風景
我々は運よく来るタイミングが良かったのか、渓谷出口まで行って入口に戻る頃には、渓谷内は沢山のグループが撮影ポイントで順番待ちの状態になっている。
想像以上の大自然の創造芸術に感動するとともに、沢山の写真撮影もできて満足のうちに渓谷を後にする。
空腹を覚える時間になっている。Pageの街のLake Powell通りに面したGONE WESTというファミリーレストランで昼食をとる。夜7時からのカントリーウエスタンのライブを売り物にしているようだが、オーナー自らランチ時の我々に特別サービス。
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ペイジの町のファミレス「GONE WEST」 結局お昼はハンバーガーの今回の旅 店主サービスのカントリーウエスタン
さて、この地の人は?となると思いつかない。アッパー・アンテロープ・キャニオンは、ナバホの言葉で「ツェー・ビガニリニ(Tse bighanilini)」、「水が岩を流れる場所」という意味だそうで、ナバホに敬意を表してこれを充てることに。
さあ、いよいよこの旅行の最終目的地ラスベガスに向け、445kmのバス移動だ。
異文化体験50 アメリカ大自然紀行の旅
その8.光の乱舞 アンテロープキャニオン(Tse bighanilini)
2018.07.01
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ホースシュー・ベンドからアンテロープ・キャニオンまでは車で10分の距離。正式名称はアンテロープキャニオン・ナバホ・トライバル・パーク。ロゥワー(Lower)とアッパー(Upper)の二つのキャニオンがあり、我々が向かうのはアッパーキャニオンのトレイルだ。
ここは、モニュメントバレー同様ナバホ族居留地域内にある。予約時刻に事務所からキャニオン入り口までナバホ族のドライバー兼ガイドが運転するジープで、細かい砂状の凸凹道(多分川床と思われる)を砂煙をあげながら約15分ほど走ると、キャニオンの入り口に到達する。
どんなところだろうと種々想像していたが、全く想像と違った形でその入口はあった。ここでは、いくつかの約束事がある。内部は狭いので右側通行、フラッシュ撮影は禁止、往路に撮影・復路は直帰、等々である。
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Powell湖とペイジの町周辺MAP(赤枠が訪問地)川床砂地をアンテロープへ(別会社の車) 真っ青な空とおっぱい山
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アンテロープキャニオンの入り口(中央の岩の裂け目)
一歩、その裂け目に足を踏み入れると、さんざん写真で見てきたあの光景が出現する。赤茶けた砂岩とは対照的な真っ青な空から降り注ぐ陽光が、渓谷内を照らすことで、様々な形の岩壁とその複雑な岩肌模様と入射光との三者のコラボレーションが幾千、幾万の芸術を生み出している。
最高の芸術が見られるのは、夏場の晴天、正午前後の数時間の太陽が真上にある時というのをガイド本か何かで読んだが、今がまさにその時である。
運転手兼ガイドのナバホの男性が、ここぞというスポットで撮影条件を設定して写真を撮ってくれるというので、自らはデジカメ、ガイドには一眼レフを渡して、著作権無視の撮影に徹する。(解説は不要、沢山の自然アートをご覧ください)
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AC06 AC07 AC08
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AC09 AC10 AC11
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AC15 AC16 AC17
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AC18 AC19 AC20
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AC21 AC22 AC23
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AC24 AC25 AC26
それにしても、高さがおよそ20m、全長が約150mのこのキャニオンが、上流からの鉄砲水で多くの時間を経て創られたようだが、水の威力を再認識させられる。渓谷の中の岩の上部に枯れ木や流出物が引っかかっているのが散見される。(ちょっとピンボケですがAC18を参照)
ここアッパーではないが、1997年8月12日、ロゥワー・アンテロープ・キャニオンを訪れていた欧州からの11人の若者グループがこの鉄砲水に襲われ命を落としている。うち2人の男性の遺体は未だ見つかっていない。
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出口の外も川床のような景色 欧州11名の若者の慰霊碑 事故時の捜索風景
我々は運よく来るタイミングが良かったのか、渓谷出口まで行って入口に戻る頃には、渓谷内は沢山のグループが撮影ポイントで順番待ちの状態になっている。
想像以上の大自然の創造芸術に感動するとともに、沢山の写真撮影もできて満足のうちに渓谷を後にする。
空腹を覚える時間になっている。Pageの街のLake Powell通りに面したGONE WESTというファミリーレストランで昼食をとる。夜7時からのカントリーウエスタンのライブを売り物にしているようだが、オーナー自らランチ時の我々に特別サービス。
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ペイジの町のファミレス「GONE WEST」 結局お昼はハンバーガーの今回の旅 店主サービスのカントリーウエスタン
さて、この地の人は?となると思いつかない。アッパー・アンテロープ・キャニオンは、ナバホの言葉で「ツェー・ビガニリニ(Tse bighanilini)」、「水が岩を流れる場所」という意味だそうで、ナバホに敬意を表してこれを充てることに。
さあ、いよいよこの旅行の最終目的地ラスベガスに向け、445kmのバス移動だ。
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