散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

出直し選挙: 大阪都構想の理解不足は、大阪市民にも責任がある?

2014年02月03日 18時31分59秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
記者会見で、橋下氏が大阪市民にも責任があるという意味のことを述べた。
この話には驚いた。
橋下氏は記者会見で、市民が都構想について良く分からないというなら、HPにもいろいろ載せているので見てくれという意味のことを述べていた。
市民は、都構想のことを勉強してよく理解して賛成せよというのか。

そもそも今回の記者会見の元となった、橋下氏の辞任について、議会を解散すべきだという話もあるが、自治体の首長は直接投票で選ばれているので、自治体の議会の解散は議員内閣制の国会と違って住民のリコールで行う。(名古屋の例)
その意味で、橋下氏が辞めて民意を問うというのは、理解できなくも無い。
それでも選挙の費用はかかるし、市政も停滞する。
今回、野党は候補を出さない方向と伝えられている。
それに、市長選挙をしたところで、議会勢力の構成は変わらない。

その他、報道の解説によると、更に、橋下氏が公明党の裏切りについて宗教政党云々と発言したことで、公明党が激怒しているという。
即ち公明党を敵に回した可能性があるというのだ。
公明党を敵に回せば、都構想の実現は困難ではないか。

さて、話を戻すが、大阪市民が都構想に関して、橋下市長が、都構想のことが分からない市民は、HPなりを見て勉強してくれという趣旨の発言は、本末転倒である。
我々市民は、政策を比較して政党や首長を選挙で選ぶのであって、そのために政党や首長が住民に分かりやすく説明をして支持を得られるようにするのが筋である。
市民に対し理解しないほうが悪いとでもとられそうな言い方は、首長として資質が問われるのではないか。

都構想に対しては、都構想の区割り以前に、都構想そのものに反対している住民も多数いるし、多数の野党が反対している。

水道事業や府立大学市立大学の統合問題で、知事時代に大阪市が言うことを聞かないことに業を煮やしたことから始まったと思われる、都構想もいよいよ大詰めである。
橋下氏が、知事から市長に打って出て、本格的な都構想実現の動きが始まった。
ところが都構想計画で、実現すると2重行政の無駄が4000億円減らせるという話が、実際には1千億円以下(700億?)にしぼみ、更にその中に都構想の成果とは無関係な市の資産売却益も含まれているという。
その内容を更に精査すると、純粋に府市統合で節減できる費用はかなり少なくなるという。
府市統合した場合、統合のための費用がかかるし、区議会その他のランニング経費も加わる。

都構想に反対する政党や議員に対し、都構想推進派は、今の市会議員が職を失うので反対しているというが、区議会が出来れば、今の市会議員は区議会議員に転向できるだろうし、そんな心配をして反対しているなんて思えない。
逆に、今の市会議員以上の区議会議員が発生する可能性も考えられるのではないか。

やしきたかじん氏の後押しで知事になり、市との協調がうまく行かず、市を併合する都構想を打ち出し、維新の会を作り、一時期国政を左右する存在にもなった。
そうした中で、弁護士的手法で問題点のすり替え等の手法で、慰安婦問題等様々な失言に対する批判もうまくかわしてきたが、その度に支持率は低下していった。
国政選挙で維新の応援に力を入れたが、結果はふるわなかった。
文化、芸術問題では、文楽問題をはじめ、様々な批判が噴出した。
府知事時代からの、美術館問題に対する姿勢を見ていると、文化芸術に対する政策的視点の無さは明らかである。
その後、橋下氏への市民の支持が低下してきたのを見て、公明党が距離を置き始めた。
そしてついに、都構想の実現が危ぶまれる状態にまで追い詰められ、今に至ったのだ。

私は、生まれて以来大阪市に住んでいるが、大阪市制が良くないという話が、維新の会発生前まで市民の間からは、聞いたことが無い。
大阪都構想は、市民のニーズから出たというより、特定の政治家の嗜好で出たのではないかと思っている。
現実問題、大阪維新の会は橋下氏がいなければ分解状態になる可能性が強く、市民の支持を失う可能性が強いと見ている。
いずれにせよ、今後、大阪府・市の政治は激動の時期になったようだ。
コメント

昨日記140202日(ミニ断食 新聞クイズに熱中 )

2014年02月03日 13時12分44秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
2014年2月2日の天気 曇


昨日は、土曜日にカフェで本を読んでいて、繰り返し襲う眠気に体が疲れていることを知り、その夜は目覚ましをかけずに寝たので、ぐっすり眠れ、気がつくと8時15分だった。

土曜日は、肉体的には疲れを自覚してなかったが、大阪城公園の行き返りに足が少し重い感じであったが、私の場合疲れるといつも眠くなるのだ。
疲労時の眠気は肉体疲労回復の自律的な体の働きで、体が正常に機能している証拠だろう。

日曜日は、適当に休もうと考えていた。
起床が遅くなったので、断食を考えた。
断食といっても、朝食抜きだけのことだ。

20代の頃は、会社に遅れるので、一時期朝食をとらないときがあった。
ここ数年、断食が体にいいということで、ミニ断食にチャレンジしたこともあった。
医学的には、日本では断食の効果は確かめられているという、医学界や公的機関の話は聞かない。
海外では、以前TVがロシアで、医療機関が断食療法をして効果を挙げていることを紹介していた。
医学部の教授も、体調が良くなり体の指標が改善されるとして、毎年断食療法を受けているという。
断食療法には厳密な医学的なプログラムに沿って行われていて、1-2週間といった単位で行われているようだった。

逆に、朝食を抜いた児童は、学校の成績に悪影響を与えているというデーターはある。
朝食を抜くと、朝の活動エネルギーが補給されていないため、活動が鈍るというのだ。
そのようなことを考えると、朝食を抜いた程度で健康云々というのは意味が無いと思って、最近は断食はやめた。
ただ、生活習慣として、動物実験では、飽食の場合と、餌を減らした場合では、餌を減らされた動物のほうが、健康で長生きということが知られている。

断食に関しては、最近は止めているが、生体としての動物的本性を体に呼び覚ますために、月に一度程度の断食もいいかなと思ったりする。
朝食を抜くだけでも、かなり空腹感を覚えるが、朝昼の2食を抜くとかなりの空腹感を感じる。
イスラムでは、ラマダンの月は全員日の出から日没まで食事をしない。
そういう意味でも1日程度の断食では、エネルギー不足で、やる気がなくなったり、頭の回転が遅くなったり、力が入らないことはあっても、体に大きな影響は無いのだろう。

そんなことを考えながら、実質的にめんどくさいので朝食をとらずに、朝食と同じ物を昼食で食べた。
夜は夕食後、明日以降の8食分の野菜の切り分けに追われた。
寝る前にうっかりと新聞のクイズの間違い探しや、その他の問題に挑戦し、熱中した。
普段あまりやったことが無いが、やりだすと意地になる。
回答がわかって気がつくと1時近かった。
クイズの問題は、観察力と記憶力が要求される。
問題を解きながら頭に血が上っているのを感じた。
頭が熱くなっているのだ。
寝る前に脳の神経を興奮させるとどうなるか、分かっている。
案の定、昨夜は1時ごろに床に就いたが、長い時間目が冴えて眠れなかった。
大失敗だった。
眠れないので、夜中にトイレに行くついでに目覚ましのベルを切って寝た。
今朝は、7時過ぎに目覚めたが、昨日の続きではないが、新聞を速読感覚で論説や記事や文化・文芸・科学・図書といった記事を昼前まで一気読みした。
コメント