* 完成まで三ヶ月掛かった陶皿の結末は ?
今年の6月の窯入れで2枚の皿を素焼きした、
当然その翌週に、皿に釉薬を掛けて本焼きする
ところでしたが・・
私は2枚の皿を6月の本焼き窯に入れるのはお休みして、
加飾を行う為の時間を取り 7月度の本焼き窯に入れる
予定に変えた。
つまり一ヶ月遅れの完成を承知して加飾に入りました。
私達のサークルでは月に一度の窯入れを 当番制で行って
います。 7月の窯入れ当番は C班の担当になる、
その時に加飾をした2枚の皿を本焼きする予定にしました。
私は今年に入ってからは作品に加飾をする様になり、
色々と模様を入れたり絵の具で色づけを行っている。
今回の加飾を行った皿の一枚です
これは細いテーピングをしたところに、
白化粧土を吹き付けた状態です。
乾いてから細い黒テープを剥がすとこの様に
この状態で最後にお皿全体に透明の釉薬を吹きつけて
本焼きを行います。
2枚目の皿には細いテーピングで模様を描き、
そこに白化粧土を全体に吹き付けます。
白化粧土が乾いたらその上に絵の具で色づけ模様を
描きました。
この様な模様になりました。
色づけ模様が完成し乾いたら、はじめに貼っていた
細い黒テープを剥がします
完成した模様です
加飾が終ったらお皿全体に透明の釉薬を吹きつけて
から本焼きの窯に入れます。
(透明釉薬を吹く付けると色や模様は隠れます)
2枚のお皿は6月末には加飾も終り 透明釉薬を掛けた
状態で 7月の本焼きを待ち状態で保管していました。
ところが7月の中旬にて窯入れの作品が集まらないので
7月は節電を考え窯入れは中止しますと、C班から連絡が
入り 又もや 遅れが発生です。
実は私も7月は作品作りなどはやれる状態ではなく、
体調を崩し7月から8月に掛けサークルには顔も出さず
欠席状態でした。
先日C班の担当者より8月の窯入れが終り作品が出来た
事を聞かされ、1 ヶ月以上も欠席して忘れていた作品を
取りに行って来ました。
本焼きが終って完成した作品です。
完成作品を観て・・イメージとは違う 鮮やか差が無い。
3ヶ月前にイメージをして作っていた物と出来栄えが違う、
又 こんな結果になってしまった。
今回の失敗の原因は ? 最後に吹き付けた透明釉薬が薄く水分が
多すぎて 吹き付け時 白化粧土を溶かしてしまったのでは ?
と判断しているが・・
真の原因わ分りません。
次回は何とかしたいものです。
* 陶芸は毎回窯から出して見ないと結果は分りません、
三ヶ月前の意気込みは 今は無いです。
1 つの皿は使用出来るかなぁ ~ ・・・