友人の誘いを受けてはじめて新作のシネマ歌舞伎というものを観てきた。歌舞伎座には何回か行ってはいるが、舞台とも映画とも異なる、シネマ歌舞伎としての新作は初めての経験である。
歌舞伎座の地下のお土産売り場
帰りは築地まで歩いて私の大好物の食事にありつけると思ったら、一緒の友人二人に拒否されて泣く泣く仕方なく寿司を食べる事になってしまった。
これが一番の心残りである。今日は疲れたので上映された『沓手鳥孤城落月/楊貴妃(ほととぎすこじょうのらくげつ/ようきひ)』の感想はまた明日にする。
昨日はゆっくりと休む、去年の4月から車イスやら松葉杖の生活が続き、外出は近場ばかりで東京まで出かけられなかった。まだ多少の痛みは感じるので不安はあったが友人が一緒なので何とかなるだろうという気分で出かけた。
楽しい事をする時は不思議と痛みも心配も消えてしまうものである。元来能天気な私だからでしょう。
歌舞伎の舞台公演を、映画館のスクリーンでデジタル上映する新しい映像作品「シネマ歌舞伎」とは玉三郎さんの表情から手の先まで、映像でしか観られないものもある。
スクリーンで最初に玉三郎さんから詳細な説明をしてくれるので状況を把握できて観ることが出来る。内容を説明するよりこのシネマ歌舞伎について玉三郎さんが語られている記事があるのでそれを載せる事にする。 ↓