10・2の手術の追加説明を伺いに行く途中携帯で写す。。。。。。。。。。。。
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車がもうないのでバス通院となる。途中から80歳代の女性を連れて中年の女の方が乗ってきた。高齢の方は認知症が進行しているのが分かる。多分この時間帯は総合病院に行くのだろう。
隣に座っているGに「私もあんなふうになったらお父さん面倒みてね」と話しかけたら、 即座に「私はみない・・・」と返事が帰ってきた。その一言で終われば私もムッとするが病院に行く途中なので平常心でいただろう。
一言の後の能書きが頭にきた。認知症にならないように日頃の生活習慣を気をつけてボケないようにそれなりの勉強をすればいいのだ、運動をしてたり脳トレをしたり・・・と延々と続く
誰も好き好んでボケるわけはないだろう。どんなに気をつけても病気になることがあるだろうが・・・と言いたいところをぐっと我慢して横を向いて外の景色を見るしかなかった。もう話をする気にはならなかった。
本人は自分の言った言葉に私が反応しているとはその時点では気が付いていない。当たり前のことを言っていると思っている。
診察の順番を待つ間も私は本を読んでいて一言も話さなかった。何を話しかけてきてもウンと首を振るだけで無言でいる私にやっと気が付いて「些細なことですぐ怒るな」と言う。
バスを降りて「私は買い物をするので先に帰ってください」一緒に歩きたくなかった。一人になったらだんだん腹が立ってきた。Gはあれほど健康に気をつけていた人なのにそれからそれえと病んで心配させていながらなぜあゝいう言葉が出るのだろうか。
背中合わせの夫婦だったが最近は私もだいぶ気遣いしていたつもりがやはり全然変わっていない自分がいることに気がついた。この歳になるとそうは簡単に 鷹揚な性格には変われないんだなぁ~
あの時一言「大丈夫心配するな!」と言ってくれたら笑顔で帰って来れたのに・・・いつも一言余計なことを言う人だから仕方ないか。