無くて七癖有って四十八癖と言われているが、人それぞれ癖はあるだろうが七つもあるだろうか。
私の昔からの癖で一つ挙げるならイライラしたり嫌なことがあると発散方法として徹底的に掃除をしたくなるのである。
掃除か若くて力が有る頃は部屋の模様替えが得意だった。
今日は台所を磨くことにした。なんと安上がりのストレス発散法だろう。リハビリも兼ねての掃除なのでいいかもしれない。
掃除しながらなぜ「七」と「四十八」の数を使うのだろうと思った。七はなんとなく縁起のいい数で「七福神」や「七夕」、「七草」などがある。
では四十八はなんだろう?と考えたら思い出した いつも法話を受けに行くお話の中にでてくる、『仏説無量寿経』には法蔵菩薩 が仏に成るための修行に先立って立てた48の願のことである。
「四十八願」の第一願と第二願を書いてみる。
たとひ、われ仏を得たらんに、国に地獄・餓鬼・畜生あらば正覚(しょうがく)を取らじ。
(第一願)
たとひ、われ仏を得たらんに、国中の人・天、寿(いのち)終わりてののちに、また三悪道(さんまくどう)に更(かえ)らば、正覚を取らじ。(第二願)
と四十八願続くのだが、私の勝手な思い込みでやはり縁起の良い数として四十八という数が使われたのではないだろうか。
そんなことを考えながら午前中は掃除で終わる。 コメント欄休