23日から2泊3日の帰宅です。忘れないように書いておきます。自宅売買のためには不動産屋さんとの話し合いは必要なので家の中を見せて査定をしてもらう事にした。不動産の営業マンとど素人の婆さんでは話し合いにもならないだろうが、439爺もあの状態では無理だし長男は大きな手術後で家を売る気はない、次男は商売が忙しくて店を休めない…となると私しかいないのだ。私が動かなければまた1年が過ぎてしまう。空き家にしてもう2年になる今年こそはという気持ちで出かけるしかなかった。
24日に午前と午後に2件の不動産営業マンと会う。去年3件くらいの話し合いはあったが、今回重複した不動産屋さんもあった。話の違いに戸惑う事もあり兎に角相手の話を聞きとり判断はずっと後の事である。流石に営業マン話は上手である。私は忘れないようにメモをしながらなるべく目を合わせて話しをすることにした。
が不動産用語も何も知らない婆さんは必至なのである。一日で疲れ果てた。あちらは「契約は一軒に絞ってください、複数件になるとお互いに安く売ろうと思うので価格が低くなります」というが、こちらとしては沢山ある不動屋さんの中から簡単に一つを絞れないのではいだろうか。各社によって価格の違いは大きい500万位の違いがある。例えば二千数百万という会社と一千五百万万という会社があるが果たして最終的にどうなるかは分からないのが事実である。売り方次第という事になる。こんな話し合いは私には向いていないし無理だが進めなくてはどうしようもない。いつまでも空き家にしておくわけにはいかない。
疲れきっている私を地元の趣味の仲間が25日には集まって癒しの会を作ってくれた。いつも集合するKさん宅に5人集まってお食事会とおしゃべりをする。齢は私が一番年寄後は70歳代である。KさんとMさんは独り暮らし趣味が同じだったという仲間である。1ヶ月に1回は集合するという約束なのだが中々そうはいかない。
でも驚くことにこの仲間の話題が凄い投資の話株の売り買いの話で私には縁のない事ばかりだ。私にあの家は売らずにあなたが帰ってきて住みなさい、施設生活で落ち着いてしまわずまだ何かできるはずだと言う。
10歳違う人達だから言えることだとわかるが、元気はもらえた。ナツさんは100まで元気でいるわよと言うが後2,3年元気が続けば御の字である。仲間たちのように株で儲けて大金を持っている人達とは違うんだよ。
彼女たちは最後は心配するな子供たちがいるから大丈夫と言うが、私の考えは違う私は息子を育てる時非常に厳しい事を言ってきた。長男は大学生の頃はずっとアルバイトをして自分の欲しいものは自分で稼いで買いなさいというやり方で次男は高校の時ちょっとヤンチャでバイクを欲しくて自分から朝新聞配達をして働いたお金で免許証を取りバイクを手に入れた。朝の新聞配達は見送る私もつらかった冬の寒い時暗いうちに起きて出かける姿を見て私は泣いたことがあるが苦労して手に入れた物は大切にするだろうと思うしかない。でもそのつらさが社会の出て役に立ったと後で話してくれたことがある。そんな子育てをしてきたので私自身の自分の生き方を厳しく考えなけらばならないのだ。年老いたから面倒を見て欲しいなどとはいいたくない。それなりの生き方をすればいいのだ。
息子たちが家を売る事に賛成気味でないのはなぜだろう。私は自分たちのこれからのためにしようと思っている お金はあった方がいいそして元気でいることが一番なのだ。