21日から4泊5日で439爺は帰宅することになった。自宅に居ながら補聴器の検査や理髪店に行く予定である。
補聴器を使い始めて約10年なるかと思うが、最近補聴器をつけても聴きとれない事が度々ある。補聴器やさんには6ヶ毎に電池や掃除をしてもらっていたようだがいつも一人で出かけるので詳しい内容は分からなかった。
本人は「はっきり聞こえるから心配はない」と言い張るが人に話しかけられて返事がないという事は聞こえていないのであろう。というわけで今回は私が付き添いで出かけることに決定する。しかし本人は付き添われるのはイヤなのだ。お店では黙っていつもしてもらう順序を見ていたが、補聴器の掃除と電池を買うだけで終わりそうなので爺に分からないように係員に「10年前と聴力は変わっていると思いますが、検査は毎回しないのですか」係人「本人が聞きにくいとか言いませんしよく聞こえると言っています」これで終わりでは困るので調べて欲しいというと、まず耳鼻科に行って耳の掃除をしてくるだけでだいぶ違いますよと言う。そして機械も10年使うと故障しても修理が出来ないので今のうちに新しくしておいた方がいいでしょうという結果になる。
値段を聞いてびっくり!4段階あって性能の良いのは30万~40万 現在爺が使っているのが20万(10年前はこれが最高品だったそうだ)では爺の聴力が低下していれば同じ製品は必要ない訳である。と30万になるわけね。
でも必要であるなら金額の問題ではないが、3ヶ月後に来たときお返事しますと言って帰ってきた。テレビでよく宣伝している補聴器はすごく安いがあれはなんだろうか。昨日は歩き過ぎて買い物は多くなるしリックは満杯両手に荷物を下げて爺をかばいながら自宅に送り付けて夕飯を(買ってきたもの)食べて2,3日分の食糧を置いて私は施設に戻ったが、疲れすぎて爺がお風呂の火の始末や換気扇の事などを考えると不眠症の私は一睡もできない。マイナス思考になってしまうのだ。
心配性の私はやはり離れた所での生活は出来ないなぁ~ 怒られようが喧嘩しようが目の見える所に居ないと私は眠られない。朝から電話が入る「ごみはいつ出せばいいのだ?」ゴミ出しの日も忘れてしまったようだ。
きっと一人でマゴマゴと何をすればいいのかわからなくて困っているのだろうな。・・・・・こんな状態で心配が続くのなら一刻も早く家を売ってしまいたいと思ったり爺の唯一の帰宅の楽しみを奪ってしまうのではないかなどと思ったりしてどうすりゃいいの????・・・・・