439爺の件でつらいが決めるしかなかった。私がこの施設を出るか爺が特養ホームに移るかどちらか一つをとる事になった。午前中施設長さんと話し合いをしたが、爺は要介護3なのでもうこの施設には居られない状態なので早めに次の施設を申し込んでおいた方がいいと言われた。この施設は自立した人しか置けないと言う。
いろいろ話し合った結果ケアマネさんに連絡して来ていただき三者面談となる。そして2ヶ所ほど見学して申込用紙を戴き帰ってきたが、なんとも気が重いのだ。特養に入ったらもう今までのように自宅に帰る事も出来ないと言う。特養も個室になると20数万円その他病状によってプラスα~になる。特養は安いと思っていた私はあまかった。特に我が家は2割負担なので高いのだ。こう考えるとやはり老後負担が2千万と言う意味が分かる。2千万でも足りないだろう。
認知症は進行するばかりで治る病気ではない。ここの施設でとどまることが出来るなら二人で長生きもできるだろうが別々になったら長生きもできないということだ。
病院通いをして薬を飲んで元気で長生きしようなんて思うこと自体が間違いなのか。科学の進歩で長生きはできるがそれにはそれなりの経済が必要になるということだ。外にも自由に出られない施設に入って他人に世話になりながら生きて往かねばならない事を思うとつらいなぁ~今日の決心はつらい!苦しい!目先真っ暗だ!
いずれは誰でも通る道ではあるが核家族化している現在では誰でも経験しなくてはならない事で一部の富裕層だけが関係なくこの世は作られていくのだろう。
85歳の誕生日なんて喜んではいられない事だったのか。やはり私はあまかった‼ 思慮分別がなかった⁉