テンプレートっちゅうんですか?(「背景」って言えばイイのに)それが秋色に
なりましたねぇ。
夕焼けがキレイな季節になりました。こちらは弊社事務所から撮った夕暮れ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/83/2c2d6f5ea4f068a21fb4514a5e54b424.jpg)
ちょっと時期が外れたけど、上海セブンズ2010も無事終了。いや「無事」
ではなくて、ウラでは色んな事が有った様だね。IRBレベルの方はスタンド
でご覧にもなっているかと思うので、僕からはクラブレベルの様子をレフリー
日記としてレポートしよう。
レフリーズも全員、選手と同じホテルに宿泊。勿論、上海在住のレフリーも。
ホテルの前は長風公園。
←出陣の朝を祝うご来光。
先ず今年は昨年よりレフリーの人数がいささか減少。それでもお馴染みさんや、
「久し振りィ~」な顔触れ、或いは「初めましてェ~」な面々も居て、彼らの
レフリングに「アイツ、腕上げよったなー」とか思ったりして、そして大会が
終わると、それぞれが散らばって行く。この一期一会感が何とも心地好い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/de/930bdcfa3a5076ed80e29bd4752b4b31.jpg)
さて、ピッチは、昨年「2」だった場所がゴルフ練習場に成り掛けているので
使えず「1」だけ(?)なんて事も言われていたけど、一体こんな所にいつ造っ
てたの(?)って場所に、綺麗に芝生が張られていて(昨年は2日目なんか芝生
が剥がれて 殆どビーチフットのピッチみたいだった)、ただ試合数そのものは
昨年と同レベルで、いきおい、担当する試合数は増えた事になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/9e/fc1e30a14b84b0109b02891f72f39f00.jpg)
昨年は「1」「2」が近かったし、クラブレベルの試合も「1」で組まれたり
していたので、ピッチ間の移動が結構頻繁に有ったが、今年は「2」が花園の
第1と第2の距離以上(?)に離れていたので、我々も、ほぼ「2」に浸り切り
になってしまった。「1」のスタンド最上段ではためく出場チームの国旗や、
時折風に乗って聞こえて来る観客の声援に「随分遠いなぁ」と感じたものだが、
それは物理的な距離だけでなく、精神的にも遠くに感じた距離感だったーーー
そう、最後の最後に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/1b/de4c257526a632db3b9a3de8981a0206.jpg)
さて、僕の担当は、初日が3REF/8TJ, 2日目が4REF/5TJ。走った走った。
ラグビーを、十分過ぎる位に堪能させてもらった。試合間の限られた時間で脚
のケアーも十分に行い、脚がつったりする事は無かった。大会終了後は、結構
よく食べたけど、それでも月曜日の夜時点での体重は前週木曜日より約4kgs
も軽かった。
←おっ、Flying……!?
今年の印象としては、参加したどのチームも規律がしっかりしていて、不用意
なラフプレーが無かった事。どの試合の後もプレイヤーとマッチオフィシャル
が作り上げた信頼感みたいなものがピッチ上に充満していて、Three Cheers
も気持ち好く聞く事が出来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/73/32b6052ba10c5f1262b2ddaa380a6924.jpg)
2日目は複数のチームの棄権や、レフリーもまた都合で人数が減るなど、大会
のスケジュールに少なからずの混乱が見られた。クラブレベルも、一部の決勝
は「1」での試合となる為、そちらの方の試合の進行との調整も大変だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/44/5e93a3483492477b29d6227732c5db13.jpg)
そんなこんなでレフリーにタッチジャッジに頑張り、2日目午後の割当てでは、
クラブレベルの「BOWL決勝」のレフリー、そして「CUP決勝」のアシス
タントレフリー(AR)が伝えられた。「CUP決勝」は毛蟹①vs北京農大。
ピッチ「1」。この試合、マッチオフィシャルで純粋に「2」から上がるのは
僕だけだったので、2日間頑張った甲斐も有ったと、とても嬉しく、光栄な事
だと思った。
その前の「BOWL決勝(毛蟹フランスvs廈門台風)」も難しいと思われた試合
だったけど、両チームともクリーンな試合運びで終了(毛蟹フランスの勝ち)。
試合後の何やかんやを終え、僕は「1」へと走った。そう、走ったのだ…が、
「1」に近付くにつれ聞こえてくる無情なる場内アナウンス「毛蟹がどうの、
農大がどうの…」。
「CUP決勝」既に始まったいたのだ。
これはまぁ、誰を恨んでも仕方ないんだけど、つまりはスケジューリングが、
ちょっとばかしズレてしまったという事。
もうこのピッチは自分の立つ場所じゃないんだという事を思い知らされた時、
僕の中で、上海セブンズ2010は静かに幕を閉じた。取り敢えずVIP用の
テントでギネスを求めメインスタンドへ。日本の皆さんが陣取る場所へと登る
途中で、試合を終えた何人かの選手から声を掛けられたけど、本来ならタッチ
ライン際で背中に受けているべき声援。スタンド受けするパフォーマンスも、
少しばかりは考えていたんだけどなー。
←マッチオフィシャル全員で(実は失意の最中でした)
尚、日本協会からは岩下さんと大槻さんも参加されました。岩下さんはIRB
レベルの試合をアセッサーとしてほぼ皆勤(?)、大槻さんは決勝のホイッスル
を担当されました。お疲れ様でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/22/cef47a7ba462e7d6bade4050e97108a2.jpg)
以上、光栄の頂き寸前から挫折のどん底へと転げ落ちた、或るレフリー人生の
一頁でした。
Michael.
【おまけ】その前の青島10'sの時から、何故か僕がピッチに立つと大賑わいで
声援を送って頂いたお嬢さん(?)の面々。マダムキラー、アジアに
留まらずか?? コヂロー君とも珍しく意見が一致しそうだけど、
昨今はレフリーも人気商売、ファンは大切にしなくちゃね。
なりましたねぇ。
夕焼けがキレイな季節になりました。こちらは弊社事務所から撮った夕暮れ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/83/2c2d6f5ea4f068a21fb4514a5e54b424.jpg)
ちょっと時期が外れたけど、上海セブンズ2010も無事終了。いや「無事」
ではなくて、ウラでは色んな事が有った様だね。IRBレベルの方はスタンド
でご覧にもなっているかと思うので、僕からはクラブレベルの様子をレフリー
日記としてレポートしよう。
レフリーズも全員、選手と同じホテルに宿泊。勿論、上海在住のレフリーも。
ホテルの前は長風公園。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/01/bc787b71cbf47a3b051ec1162eb6b742.jpg)
先ず今年は昨年よりレフリーの人数がいささか減少。それでもお馴染みさんや、
「久し振りィ~」な顔触れ、或いは「初めましてェ~」な面々も居て、彼らの
レフリングに「アイツ、腕上げよったなー」とか思ったりして、そして大会が
終わると、それぞれが散らばって行く。この一期一会感が何とも心地好い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/de/930bdcfa3a5076ed80e29bd4752b4b31.jpg)
さて、ピッチは、昨年「2」だった場所がゴルフ練習場に成り掛けているので
使えず「1」だけ(?)なんて事も言われていたけど、一体こんな所にいつ造っ
てたの(?)って場所に、綺麗に芝生が張られていて(昨年は2日目なんか芝生
が剥がれて 殆どビーチフットのピッチみたいだった)、ただ試合数そのものは
昨年と同レベルで、いきおい、担当する試合数は増えた事になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/9e/fc1e30a14b84b0109b02891f72f39f00.jpg)
昨年は「1」「2」が近かったし、クラブレベルの試合も「1」で組まれたり
していたので、ピッチ間の移動が結構頻繁に有ったが、今年は「2」が花園の
第1と第2の距離以上(?)に離れていたので、我々も、ほぼ「2」に浸り切り
になってしまった。「1」のスタンド最上段ではためく出場チームの国旗や、
時折風に乗って聞こえて来る観客の声援に「随分遠いなぁ」と感じたものだが、
それは物理的な距離だけでなく、精神的にも遠くに感じた距離感だったーーー
そう、最後の最後に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/1b/de4c257526a632db3b9a3de8981a0206.jpg)
さて、僕の担当は、初日が3REF/8TJ, 2日目が4REF/5TJ。走った走った。
ラグビーを、十分過ぎる位に堪能させてもらった。試合間の限られた時間で脚
のケアーも十分に行い、脚がつったりする事は無かった。大会終了後は、結構
よく食べたけど、それでも月曜日の夜時点での体重は前週木曜日より約4kgs
も軽かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/76/bb4ae874ec5bef75b7c07e0ea662edfe.jpg)
今年の印象としては、参加したどのチームも規律がしっかりしていて、不用意
なラフプレーが無かった事。どの試合の後もプレイヤーとマッチオフィシャル
が作り上げた信頼感みたいなものがピッチ上に充満していて、Three Cheers
も気持ち好く聞く事が出来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/73/32b6052ba10c5f1262b2ddaa380a6924.jpg)
2日目は複数のチームの棄権や、レフリーもまた都合で人数が減るなど、大会
のスケジュールに少なからずの混乱が見られた。クラブレベルも、一部の決勝
は「1」での試合となる為、そちらの方の試合の進行との調整も大変だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/44/5e93a3483492477b29d6227732c5db13.jpg)
そんなこんなでレフリーにタッチジャッジに頑張り、2日目午後の割当てでは、
クラブレベルの「BOWL決勝」のレフリー、そして「CUP決勝」のアシス
タントレフリー(AR)が伝えられた。「CUP決勝」は毛蟹①vs北京農大。
ピッチ「1」。この試合、マッチオフィシャルで純粋に「2」から上がるのは
僕だけだったので、2日間頑張った甲斐も有ったと、とても嬉しく、光栄な事
だと思った。
その前の「BOWL決勝(毛蟹フランスvs廈門台風)」も難しいと思われた試合
だったけど、両チームともクリーンな試合運びで終了(毛蟹フランスの勝ち)。
試合後の何やかんやを終え、僕は「1」へと走った。そう、走ったのだ…が、
「1」に近付くにつれ聞こえてくる無情なる場内アナウンス「毛蟹がどうの、
農大がどうの…」。
「CUP決勝」既に始まったいたのだ。
これはまぁ、誰を恨んでも仕方ないんだけど、つまりはスケジューリングが、
ちょっとばかしズレてしまったという事。
もうこのピッチは自分の立つ場所じゃないんだという事を思い知らされた時、
僕の中で、上海セブンズ2010は静かに幕を閉じた。取り敢えずVIP用の
テントでギネスを求めメインスタンドへ。日本の皆さんが陣取る場所へと登る
途中で、試合を終えた何人かの選手から声を掛けられたけど、本来ならタッチ
ライン際で背中に受けているべき声援。スタンド受けするパフォーマンスも、
少しばかりは考えていたんだけどなー。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/24/cc5a30425c996202b51cef400b6286d7.jpg)
尚、日本協会からは岩下さんと大槻さんも参加されました。岩下さんはIRB
レベルの試合をアセッサーとしてほぼ皆勤(?)、大槻さんは決勝のホイッスル
を担当されました。お疲れ様でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/22/cef47a7ba462e7d6bade4050e97108a2.jpg)
以上、光栄の頂き寸前から挫折のどん底へと転げ落ちた、或るレフリー人生の
一頁でした。
Michael.
【おまけ】その前の青島10'sの時から、何故か僕がピッチに立つと大賑わいで
声援を送って頂いたお嬢さん(?)の面々。マダムキラー、アジアに
留まらずか?? コヂロー君とも珍しく意見が一致しそうだけど、
昨今はレフリーも人気商売、ファンは大切にしなくちゃね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/37/33dc93f07f237bede8b4fc80387ff9d5.jpg)