子供三人。結婚式ではそれぞれがお手製のブーケを持って華燭の典で披露
していた。
長女は、お色直しごとにブーケを変えて登場した。自分の結婚式をより感銘深
いものにするため時間をかけてあれこれ考えながら球型のブーケだった。もち
ろん、お婿さんにも。
長男のお嫁さんは、教室に通って勉強し、持つ花がドレスの裾まで届くほどの
豪華なブーケであった。そして、長男の胸元にも。
次女は、母親に作ってもらった。結婚式の前日、母親は町田の教室まで行っ
て作成し20時ごろ私と帰宅した。結婚式当日は、それを赤坂プリンスホテル
まで運び、そのブーケのかたちは、長女と長男の中間で先生も絶勝した会心の
出来ばえだった。そして、それはお婿さんの胸元にも添えられた。今、その
ブーケは額縁に納まっている。
三人の子供の結婚式。それぞれの写真には、お手製の見事なブーケを持っ
た幸せカップルが立っている。
長女の結婚式の写真を開いたら家内からのファックスが挟み込まれていた。
「帰宅次第 私の会社まで電話下さい。○子(長女) 流産してしまいました。
今夜だけ入院と○○夫さんから連絡がありました」 平成10年11月13日
長女のエッセイ「花束の極意」を読んで、披露宴での来賓の祝辞を思い出し
た。その席で、「涙、涙、オトコの涙」「蝶になる時」「アスファルトの道」の
エッセイが紹介された(いずれも投稿済み)。
子供の結婚式の写真を見ながら色々なことが思い出された一日でした。
していた。
長女は、お色直しごとにブーケを変えて登場した。自分の結婚式をより感銘深
いものにするため時間をかけてあれこれ考えながら球型のブーケだった。もち
ろん、お婿さんにも。
長男のお嫁さんは、教室に通って勉強し、持つ花がドレスの裾まで届くほどの
豪華なブーケであった。そして、長男の胸元にも。
次女は、母親に作ってもらった。結婚式の前日、母親は町田の教室まで行っ
て作成し20時ごろ私と帰宅した。結婚式当日は、それを赤坂プリンスホテル
まで運び、そのブーケのかたちは、長女と長男の中間で先生も絶勝した会心の
出来ばえだった。そして、それはお婿さんの胸元にも添えられた。今、その
ブーケは額縁に納まっている。
三人の子供の結婚式。それぞれの写真には、お手製の見事なブーケを持っ
た幸せカップルが立っている。
長女の結婚式の写真を開いたら家内からのファックスが挟み込まれていた。
「帰宅次第 私の会社まで電話下さい。○子(長女) 流産してしまいました。
今夜だけ入院と○○夫さんから連絡がありました」 平成10年11月13日
長女のエッセイ「花束の極意」を読んで、披露宴での来賓の祝辞を思い出し
た。その席で、「涙、涙、オトコの涙」「蝶になる時」「アスファルトの道」の
エッセイが紹介された(いずれも投稿済み)。
子供の結婚式の写真を見ながら色々なことが思い出された一日でした。