玄関を入るなり、ドキドキするのといいながらの家内の第一声に驚いて「どう
した」と聞き返した。兎に角心臓が破裂しそうと言うだけで言葉が出てこない。
実は今日、「久保田一竹回顧展」を見てきたのと話し出した。富士山をモチー
フとした華麗な着物展の展示品に魅せられて,心臓の高鳴りを抑えながら一点
一点を見ていると、その作品に吸い寄せられそうになり怖くなった、と。
とにかく言葉では言い表せない。神業と言う以外表現のしょうがないとパンフ
レットと絵葉書を取り出した。
元来、家内は富士山が大好きで、主に陶器を中心に蒐集している。ただ、今
回の作品は、富士山と言うだけでなくその色、作者独特の配色に圧倒されてい
る。
今、横浜高島屋8階で9月7日~19日まで開催されている。そのパンフレット
によれば、
『雄大な自然の移ろいを慈しみ、彩りを重ねて染める芸術「一竹辻が花」』
久保田一竹は20歳の時、室町時代の「辻が花染め」の小裂に出会って以
来、独特の「辻が花」の製作研究に、心血をそそいでまいりました。20年間の
辛酸を嘗め尽くした研究の末、60歳にして初めて納得のいく作品が完成。
これを『一竹辻が花』と命名しました。1977年に初の個展を開催。以来、
日本国内、ヨーロッパ及び北米において、延べ90都市にて個展を開催し、大好
評を博してまいりました。
した」と聞き返した。兎に角心臓が破裂しそうと言うだけで言葉が出てこない。
実は今日、「久保田一竹回顧展」を見てきたのと話し出した。富士山をモチー
フとした華麗な着物展の展示品に魅せられて,心臓の高鳴りを抑えながら一点
一点を見ていると、その作品に吸い寄せられそうになり怖くなった、と。
とにかく言葉では言い表せない。神業と言う以外表現のしょうがないとパンフ
レットと絵葉書を取り出した。
元来、家内は富士山が大好きで、主に陶器を中心に蒐集している。ただ、今
回の作品は、富士山と言うだけでなくその色、作者独特の配色に圧倒されてい
る。
今、横浜高島屋8階で9月7日~19日まで開催されている。そのパンフレット
によれば、
『雄大な自然の移ろいを慈しみ、彩りを重ねて染める芸術「一竹辻が花」』
久保田一竹は20歳の時、室町時代の「辻が花染め」の小裂に出会って以
来、独特の「辻が花」の製作研究に、心血をそそいでまいりました。20年間の
辛酸を嘗め尽くした研究の末、60歳にして初めて納得のいく作品が完成。
これを『一竹辻が花』と命名しました。1977年に初の個展を開催。以来、
日本国内、ヨーロッパ及び北米において、延べ90都市にて個展を開催し、大好
評を博してまいりました。