いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

人生最大の目標は

2005年10月27日 10時29分31秒 | ハマ風は踊る
 地球が誕生したのは今から46億年前。人類は400万年前から200万年前に誕
生した。爾来とぎれることなく人類としての遺伝子のバトンタッチを受け継
ぎ今の自分が存在する。人間はだれでも140億の脳細胞という無限の能力を平
等に与えられて生まれてくる。そして、生まれてからの僅か3年間で、脳細胞
は成人の60%と急成長する。”三つ子の魂百まで”と言われるのは,この3年
間がその人の一生に重大な影響を及ぼす重要な時間だからである。
 そして、脳細胞は6歳で大人の90%、10歳で95%、20歳で100%完成するそう
だ。この140億の脳細胞の中には、磨けば一流になれる才能や素質が誰にも
必ず入っている。従って、自己の無限の能力と可能性を信じて努力を続けれ
ば、必ず成功する時がくると。
 人間の価値を機械に換算したところ、計算機、複写機、カメラ、ビデオとビ
デオテープ、テープレコーダとテープ、冷暖房エアコン、映写機、マイクロフ
イルム、カートリッジ100億個等の機能を備えたスーパーコンピューターの
1000台分に相当すると積算された。
 このことは、例え、その道でどんなに優れた人でも、あなたの将来の可能性
を正しく見抜ける人はいないということである。だから誰に何と言われようと
自分の信じた道を全力で前進する、これが「プラス思考」である。
 例えば、女子マラソンの有森裕子選手は、マラソンをやりたい一念から会社
に自分を売り込むが、監督は「ペタペタと走ってバネがない。可能性はない」
と全く将来性を評価しなかった。一方、谷口浩美選手は、大学を出て社会人に
なったとき、監督やコーチからは「マラソンは大成しない」と期待されていな
かったという。
 人生の最大の目標は,自分の人生を最高にすることで、そのためには、プラ
ス発想がどうしても欠かせない。それには、「失ったものを数えるな。残って
いるものを数えよ」であり、人生のあらゆることはその人の考え方次第である。
 アメリカのケイツ博士が、人が吐く息をガラス管に入れ液体空気で冷やして
沈殿物をつくった実験によれば
 ① 怒っている人の沈殿物は栗色
 ② 苦しんでいる人のは灰色
 ③ 後悔している人は薄い赤
 ④ 精神が安定している人は無色であったと。
そして、聖書には「陽気な心は健康をよくし、陰気な心は骨を枯らす」とある。
またドイツの作家ゲーテは「不機嫌ほど大きな罪はない」と、仏教では「和顔
愛語(和やかな顔をし、優しい愛情のこもった言葉で人に接する」と教える。
ゲーテが言うように、不機嫌は周りの人々まで巻き添えにする、すごい伝染力
をもっている。逆に陽気さというものも大きな伝染力を持っている。陽気な人
間は周りを明るくする。
 140億の脳細胞の無限の能力を信じ「マイナス言葉」(不平、不満、心配、
不安、疑い、非難など)を慎み、人にも自分にも意識して「プラスの言葉」を
使うように心掛けたい。言葉には言霊が宿るとも言われている。
そこで、現在活躍している人のプラス言葉をみてみたい。
 ※ 自分には無限の可能性がある              (イチロー)
 ※ 小さいことをマイナスと思ったことはない         (舞の海)
 ※ いかにプラス思考で戦い続けるか…それが僕のテーマ(長嶋茂雄)
 ※ マイナスのことは考えない                 (武 豊)
 ※ 自分がダメだとおもったらダメになる           (千代ノ富士)
 ※ 苦しい時は将来を楽観視するのが一番いい       (谷川浩司)
そして、親父に言われた「プラス思考」という言葉を守っている。とイチロー
は言っている。
 参考 『「プラス思考」夢をかなえる発想法』 三浦弘行著

     平成8年12月10日記
 
コメント (1)
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