いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

白いご飯

2006年09月02日 08時59分48秒 | 兎に角書きたいの!
 健康のためにと我が家では、五穀米、八穀米を食べていた。健康にいいから
とは言え一週間、十日と続けると何となく鼻についてくる。混合米を止めて白
米に戻った。これが実に美味かった。お米は何故飽きないのだろうか?
 ご飯は専ら私の分担。固めは妻、軟らかめは私、水加減は掌を水平にして親
指の付け根までで私好みのご飯が出来あがる。やわらかいわーと妻ひと言。妥
協して中間の水加減で炊いている。二合でガス釜だが量が少ないので美味く炊
き上がらない。
 美味い飯は、米の研ぎ方、米の質によると言われている。美味いかどうかは
食べてみれば分かるが概観で判断するとすれば、炊き上がったお米のツヤ、米
粒が立っているか、それと釜を開けたときの「香り」がご飯だと言う香りを吸
うことが出来れば最高である。
 しかしお米って不思議だなー。何十年三度三度食べ続けても飽きることは全
く無い。この世にこのような食べ物があるだろうか。お米に、農家に感謝しつ
つ一粒残さず食べている。
 水戸黄門が米俵に腰を下ろしたところを農婦に見咎められたと言う話があっ
た。最近TV画像の食事風景を見ていると、食事前に必ず両手を合わせるシー
ンがほとんどである。私の家庭では、言葉で「いただきます」と頭を軽く下げ
て食事に入った。どうしてそうなのかは分からず今でも我が家ではその流儀
である。とはいっても今は二人の生活である。
 思うに両手を合わせる仕種は、「いただきます」と言うのは食物、動物など
が料理されて食卓に上がったそれぞれの命を私は頂くのだと言うことが流布さ
れて手を合わせるようになったと私は思っている。それともキリスト教の胸で
十字を切る仕種を真似たのか?
 いずれにしても、やはり白米のご飯が一番美味いことを思い知った次第であ
る。
コメント
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