いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

こんな放送でいいの!

2006年09月08日 08時21分07秒 | 兎に角書きたいの!
 今朝放送の「ラジオ」と「テレビ」の内容にこんなことでいいのだろうかと
義憤を感じた。
 1 小泉総理が7日に外国に行ったことに「卒業旅行」と表現した。総理とし
  ての外遊はこれが最後かもしれない。それを物見遊山のごとき放送をして
  いる。只、揶揄すれば事たれりと言うのだろうか。マスコミは、総理が外
  国でオペラ、映画などの観劇、著名な場所への訪問などするといかにもお
  き楽な様子をことさら大げさに報道する。
   小泉総理は、「アジア欧州会議」出席のため、フイランドに向けて出発
  したのである。何故、こんな言葉で揶揄しなければならなうのか?

 2 子供に関する放映で
   最初に、「長男殺害の母親に懲役13年」に関する内容を報道した。内容
  は、品川区で昨年、3歳の長男を自宅の浴槽に沈めて殺害した事件に対す
  る求刑である。新聞では僅か120字の報道である。これはこれでいい。し
  かし間をおかず直ぐに「紀子さま授乳始められ、親王は紀子さまの病室に
  移られたことを放映した。
   何故、悲しい事件放送の直ぐ後に親王の報道をするのか。放映の順序に
  よって悲しみが、みじめさが高められた。何も殺害の事件の後に親王さま
  の放映をする必然性は無いであろう。悲劇の後に感激をといった受けを狙
  った放映だと思う。そこには人間の感情の配慮、常識の片鱗も見られない。

 今朝の二つの報道に接して憤りを感じた。前々から感じていたのだが、毎日
嫌な事件が発生しているがこのような報道機関の報道姿勢にも原因が潜んでい
ると私は思っている。小泉総理に頑張ってくださいと言う心をひとかけらも持
たず揶揄するだけの評論家など要らない。評論家はあくまで評論だから自分の
はした言葉に責任を持たないから尚悪い。このような風潮からそろそろ脱却し
たらどうだろうか。

 
 
  
コメント
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