森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

他者のnegative problemだけでなく、positiveにも目を向けよう

2007年07月11日 07時10分32秒 | 過去ログ
昨日は1回生の「リハ概論」のフィニッシュ。
やり残したことがまだあるが、最初はその程度が良いのだろう。
難易の問題が付きまとうので。

その後、健康科学研究所の開所シンポジウムなどの原稿書きをして、3回生の「神経系」のフィニッシュ。
3回生なので、自由記載にお褒めのことばがチラホラ。
相当にうれしいものもあった。
ただ、難易度は相当なものだったらしい。
しかし、ある面、最終学年なので、そこに手は抜けない。
「神経生理学」や「神経心理学」という科目が2回生にほしいし、生理学の教員の専門分野に大きく影響される。動物性生理学がこの学年は少なかったかな。

19時40分より2時間ほど院生の研究計画のプレゼンを聞く。
今日は、USN、cognitive task、Apraxiaに関する内容だった。
少しずつレベルUPしているし、みんなの質問内容も良くなった。
チームとして、お互いに切磋琢磨して批判的吟味を加えてください。
院生にはそれができます。
学部生はその前に幼い感情が出てしまいますから・・・

お互いに良い面を伸ばしていきましょう。

悪い面だけ整理する「リハビリ」の問題点っていうやつにはならないように。
良い面を伸ばし、悪い面を制御する。
そういう「注意」のシステムを使いましょう。
院生にはこの意味がわかると思う。

結局、昨日締め切りの北海道理学療法士学会の講演抄録は書けなかった。
今から相当なスピードで書く。