サルフォード・キィズ Salford Quays 。
サルフォード・キィズはもともと荒廃した埠頭地域だったそうです。
成功した埠頭/港湾地域の再開発例として、ヨーロッパ中のお手本にもなっているそうです。
複雑に入り組む水路の周りに奇抜な現代建築がたちならぶ近未来都市のような街です。
夏休みに入って帰宅していたものの、提出物やカウンセリングなどまだあいている大学に用事がある娘が、学生寮に帰る前にちょっと寄って映画を見ていく...というので私もいっしょについてきました。学生寮から徒歩30分ぐらいだそうです。
風が強くて不機嫌な表情の娘が立っている(上の写真)、トラム(市電)のプラットフォーム続きのこの広場(のこの場所☟)にはヴァン・ゴッホの作品を映像で見せる奇抜な巡回アート・ショーの仮設会場があったのでした。
そのアートショーに関する記事のリンクです☟
徹底的に不遇だった天才画家の足跡をたどる、大人気の斬新なアートショーに行ってきた
このあたりはメディア・シティ・UK Media City UK という、テレビ放送局が集中したエリアです。
今回(と言っても行ったのは1週間も前ですが)撮ったのとは違う写真が見られる、その時のサルフォード・キィズに関する記事も良ければ読んでください☟
ファン・ゴッホのアートショーの見学前後に散策した水辺の再開発地域、意外と高いらしい日本での知名度!!!
サルフォード・キィズは、日本でも人気の強豪サッカーチーム、マンチェスター・ユナイテッド Man U の本拠地があるオールド・トラッフォード Old Trafford から徒歩の距離らしく意外にも日本人にけっこう知られたエリアだそうです。
周辺の観光地として、ウェッブサイトの日本語観光情報がなかなか充実していたのでした。
マンチェスター・ユナイテッドの見学ツアーを終えた後にでも時間があれば、の話ですが...水辺の散歩はおススメです。
広場の周りをひと巡り。BBC の放送局の2棟の間を通って、風の強い日はユサユサゆれるつり橋を渡って...
(渡り切る直前に振り返ったところを撮りました)
水路を一羽優雅に泳ぐ孤独なハクチョウをながめたり、橋の下にゴボゴボ水が吹き上げたり止まったりする謎の現象をかなり長いこと観測したり(何だったのだろう)、目の前を横切る観光遊覧船(!!)の乗客に手をふってあげたりしました。
渡った先には思いっきり奇抜な現代彫刻の帝国戦争博物館 北館 Imperial War Museum North があります。
日本人が興味をもてるともあまり思えない展示内容の、特殊な分野のこの博物館はあまりおススメできません(前回の記事参照)...が、入館無料なので、内部の天井がどうなっているのかな?とか建築物に興味があるのなら入ってみる価値もあるでしょう。ギフトショップでは英国っぽいお土産モノが見つかるかもしれませんしね。
IWM North と並ぶ赤銅色のピッカピカビルの...
真正面にある別のつり橋をまたわたると...
サルフォード・キィズのメインの娯楽エリアです。
橋の横手のこれまた奇抜な現代建築の劇場、ザ・ラウリー The Lowryと...
キイサイド Quayside というショッピングモールが広場をはさんで向かい合っています。
長くなるので、以下次号に。
日本語観光ウエッブサイトによればこのキイサイドはなかなかおススメの「ファクトリー・アウトレット」だということらしいのですが、実際に入ってみた(娘の目当ての映画館が中にあるものですから)感想は...長くなります!
以下次号!!