きみぱんのひとりごと

東京の清瀬市にある、小さな小さなパン屋さん「きみぱん」のブログです!

これからのこと

2009-02-26 13:46:48 | 家族
今日は、リハビリの病院での訓練ではなく、先生との診察の日でした。
お正月明けに、頭蓋骨を戻す手術をした後、再度通院でのリハビリをした方がいいんじゃないかと思って、
以前に退院するときにお願いしておいたので、
そのリハビリのメニューを組むために、
2月始めから、約3週間の現在の状況調べの「検査」が終わり、
その結果が、各科の訓練士の方から、先生に届いて、
それに基づいた、リハビリのメニューを今日伝えてくださる、と思って行きました。

ところが、今日は、その話と言えばその話だったんですが、
続きのリハビリは、当分やらないということでした。

と言うのは、主人の現在の状況としては、
劇的に回復してきた時期を終えて、
今は、漫然とこのままのリハビリを続けていても、たぶんそんなに眼に見えた進歩は、
もうしないでしょう、と言う話でした

どの科の訓練士の方からも、同じような内容の評価があったそうで、
やはり、これからは、「○○を出来るようになりたいからこのリハビリ」
というように、何か目標を見据えたリハビリをしないと、
頭打ちになってしまうと言うことみたいです。

先生の話によると、
「就労支援とか、そういった、公的な機関の利用も考えて、
 ケースワーカーの方と少し今後の方針を詰めていかれた上で、
 リハビリをやっていきましょう」…ということみたいです。

先生の言う、就労支援と言うのは、共同作業所みたいなところで、
実際に今までの仕事とはまったく違うけれども、
何か自分に出来る仕事はあるのか、また、あったらそれをしていくためのリハビリは何なのか、
と言う将来を見据えたものと言った感じなんです。
私としたら、何でもいいけれど、実際に働くことが出来たら、
木と本人も嬉しいんじゃないかと思います。

ただ、今日の先生の話で、
「今までやってこられたのと、同じ内容での仕事に戻ることは、
 現状から行くと、酷ですが、無理です」
と、はっきり仰いましたので、主人がそのことをどんな風に捉えているんだろうと思うと、
何だかとっても可哀相になってきて、帰りの車では、一言も話せず…
複雑な説明は、あんまり分からなかったようでしたが、
もう元の仕事は出来ないんだ、ということは、分かってくれたようです。

家族では、もう無理だ、と言うことは、完全に分かっていたことですが、
こうして、先生から言われてしまうと、そこに烙印を押されたみたいで、
覆らない、どうしようもないことのように思えて、
とっても重いです…

そんな中、月末の銀行まわりに一人で行って帰ってくると、
主人がいない…家には、娘だけ
「どこ行ったの」というと、「散歩に行くって言ってたよ」…
ところが、待っても待っても帰ってこない
近所を見回りながら、主人の携帯に電話すると、
5回目くらいでやっと出てきて、
「今、マルエツで買い物してた」…
何だって買い物

まったく、もう昔の仕事は出来ないって言われたことにショックを受けて、
どこかに行っちゃったかと思うほど心配したのに、
ケロッと、「そば打ちしようと思って、そば粉買いに行ってた」だって
「だって、もう仕事出来ないって言うし、リハビリも無いから、暇だなあって。
 そばでも打とうかなって…

案外ケロッとしていて、一安心ではありましたが、ホントにどうしちゃったかと思い、
こっちはドキドキ
そのうち打ってもらいましょ

今日のことも、辛い可哀相なことばかりでもないかもしれません…
だって、もしかしたら、どこかで働けることが出来るかもしれない訳ですから
よくよく考えると、ひとつ前進できる足がかりなのかもしれません。

ケースワーカーの方との面談を、期待して…
コメント
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