午前中は製造工場に引き取りに行くために職場の4トントラックに乗った。
職場で4トントラックに乗れる人間は私の知る限りでは5人か6人いるが、仕事上の役割の関係で外に出ることがかなわない人もいるから、実際に乗るのはベテランのTs氏と私の2人だけである。
私は3日に一度は日中を自動倉庫というところに張り付けになってしまうので、そういう日は自動的にTs氏が行き、それ以外の日はその日の状況もしくはTs氏の気分しだいで私が行くことになる。
基本的には一つの建物の中ですべての仕事が進むわが部署にあって、ひとりで外に出られるというのは間違いなく気分転換になる。
もちろん大切な製品を運ぶという大きな責任を背負ってはいるが、そこは安全運転に徹すれば大体は果たされる。
一回往復すればだいたい1時間半、中にいれば何かと「つかまる」ことの多い中、誰にもジャマされない時間という意味では外に出られる日はラッキーという感じだ。
時々は複数回出る日もあり、そういう日はアッという間に一日が終わってくれる。
私は若い頃からトラックに乗れていたわけではなく、今の環境に来てから初めて乗った。
入って3ヶ月目くらいにTs氏がくれたチャンスに尻込みせずに当たったから今がある。
工場からあがる製品に直接関わる役割ならではの苦労もあるが、もしトラックに乗る技術を身に着けていなければ、自動倉庫の担当日以外はほぼ一日中を箱詰め作業にあたることになる。
箱詰め作業が苦痛というよりも、一日をずっと「同じ姿勢」で過ごすことになるのがつらい。
私は外部からやってくる入荷のトラックに対応することも多いからメッタにないが、ごくたまにそういう日になってしまうと、いくら職場では「若いほう」の私でもかなり足腰の疲れがひどくなる。
年長者の中にはそれで毎日がんばっている人も多く、大変だろうなと思っていつも見ている。
職場には様々な仕事があるが、できることが多いに越したことはなく、そのおかげである意味ラクができるのは事実だ。
一日の中で少しでも変化があれば、カラダにも気分にもいい。
まだまだ触っていない仕事も多いが、本担当を目指すわけではなくても機会を見ていろんな仕事に首を突っ込んで、広く浅くでもいいからなるべく多くのことができるようにしたい。
平均年齢が異常に高い集団、最近の不順な天候もあって、毎日がなかなかキチンと全員集合ということにならない。
職場のどこでもいいから穴の開いたところにホイホイと涼しい顔をしてヘルプに入っていけるようになれば、私自身のさらなる信頼にもつながるし、ひいてはそれが組織のためにもなる。
オールマイティーまでは立場上いかないから、せめてユーティリティーではありたい。
何でもできるようになっておけば、少なくとも「一軍のベンチ」から外れることはないのである。
職場で4トントラックに乗れる人間は私の知る限りでは5人か6人いるが、仕事上の役割の関係で外に出ることがかなわない人もいるから、実際に乗るのはベテランのTs氏と私の2人だけである。
私は3日に一度は日中を自動倉庫というところに張り付けになってしまうので、そういう日は自動的にTs氏が行き、それ以外の日はその日の状況もしくはTs氏の気分しだいで私が行くことになる。
基本的には一つの建物の中ですべての仕事が進むわが部署にあって、ひとりで外に出られるというのは間違いなく気分転換になる。
もちろん大切な製品を運ぶという大きな責任を背負ってはいるが、そこは安全運転に徹すれば大体は果たされる。
一回往復すればだいたい1時間半、中にいれば何かと「つかまる」ことの多い中、誰にもジャマされない時間という意味では外に出られる日はラッキーという感じだ。
時々は複数回出る日もあり、そういう日はアッという間に一日が終わってくれる。
私は若い頃からトラックに乗れていたわけではなく、今の環境に来てから初めて乗った。
入って3ヶ月目くらいにTs氏がくれたチャンスに尻込みせずに当たったから今がある。
工場からあがる製品に直接関わる役割ならではの苦労もあるが、もしトラックに乗る技術を身に着けていなければ、自動倉庫の担当日以外はほぼ一日中を箱詰め作業にあたることになる。
箱詰め作業が苦痛というよりも、一日をずっと「同じ姿勢」で過ごすことになるのがつらい。
私は外部からやってくる入荷のトラックに対応することも多いからメッタにないが、ごくたまにそういう日になってしまうと、いくら職場では「若いほう」の私でもかなり足腰の疲れがひどくなる。
年長者の中にはそれで毎日がんばっている人も多く、大変だろうなと思っていつも見ている。
職場には様々な仕事があるが、できることが多いに越したことはなく、そのおかげである意味ラクができるのは事実だ。
一日の中で少しでも変化があれば、カラダにも気分にもいい。
まだまだ触っていない仕事も多いが、本担当を目指すわけではなくても機会を見ていろんな仕事に首を突っ込んで、広く浅くでもいいからなるべく多くのことができるようにしたい。
平均年齢が異常に高い集団、最近の不順な天候もあって、毎日がなかなかキチンと全員集合ということにならない。
職場のどこでもいいから穴の開いたところにホイホイと涼しい顔をしてヘルプに入っていけるようになれば、私自身のさらなる信頼にもつながるし、ひいてはそれが組織のためにもなる。
オールマイティーまでは立場上いかないから、せめてユーティリティーではありたい。
何でもできるようになっておけば、少なくとも「一軍のベンチ」から外れることはないのである。