旅行の翌週にあたる今週末、基本的にはゆっくりしようと決めていて、外出はほとんどしなかった。
ただ、土曜の夕方に限っては、職場の某大ベテラン氏に前々から声をかけていた関係もあり、氏の自宅の周辺で軽く食事をすることになっていた。
札幌でも降られなかった雪がチラつく中、JR中央線某駅の改札で待ち合わせた。
私は職場ですれ違う人には、仕事上の接点はなくてもだいたい一声かけるようにはしている。
氏とは敷地内ですれ違うことがけっこう多く、毎回一声はかけているから印象に残っていてくれたのか、昨年は二度ほど食事をともにする機会があった。
もともとは営業マンとして当地のみならず北陸や関西でも活躍をしてきたので当地事業所の旧組織のニオイはしないし、何より職場の人間をよく観察しているのが話していても分かるから、むしろ職場を離れた場所でサシ飲みしたいとこちらとしては思っていた。
待ち合わせの時点では飲む場所は決まっていなかったのだが、結局は氏の自宅にごく近いエリアでまずは焼肉からスタートとなった。
大きなお店ではないながら祝日の土曜、ほとんどは予約で埋まっているところ、2人分のスペースはかろうじてあり、思い思いに頼んで好きなように飲み食いできた。
肉は脂が多すぎず大変おいしく、大衆店の装いながら週末のカレンダーはすでに予約で埋まっていたから、地元の隠れた名店と言って差し支えないのだろうと思う。
その後は氏御用達のスナックに流れる予定も残念ながら閉まっており、近隣のお好み焼き屋さんに流れた。
焼肉屋さんでは主に私の先週の北海道旅行や、氏が大好きな京都の話で過ぎたが、お好み焼き屋さんでは私自身が日頃感じていることも含め、仕事場の人間の話になっていった。
その頃にはずいぶんお酒も入っていて全ては覚えてはいない。
ただ、時々本欄に叩きつけているわがチームのお気楽さんのことについて、第三者に話したのは初めてだった。
日頃は冗談とも本気ともつかないようなノラリクラリとした言動に終始してはいるが、その実は自身の鼻持ちならないプライドの裏返しである。
物知り自慢など他人にやたら勝ちたがる面も多く、率直に言って付き合いにくい面があることは、お気楽さんとは年も近く付き合いも長い氏も把握してはいたようだ。
スタートが早かったため、2軒回って氏と別れた後でもまだ20時台、いつもならホームタウンに戻って自力延長戦となるパターンで、実際にJRの駅前周辺をウロウロはした。
しかしその日は、ウロウロはしたが結局どこにも行くことはなかった。
たまたまガマンがきいただけなのか、単なる先週の反動かは分からない。
独り身のつらさ、癒しを求める気持ちはあるが、かける時間とお金のわりには若返り効果くらいしか得るものはないことにそろそろ体レベルでの気づきが始まったのかもしれない。
熱に浮かされるように街をウロついた昨年の年末以来の流れもそろそろ一定の区切りをつけ、総量規制くらいはかけなくてはいけない。
ただ、土曜の夕方に限っては、職場の某大ベテラン氏に前々から声をかけていた関係もあり、氏の自宅の周辺で軽く食事をすることになっていた。
札幌でも降られなかった雪がチラつく中、JR中央線某駅の改札で待ち合わせた。
私は職場ですれ違う人には、仕事上の接点はなくてもだいたい一声かけるようにはしている。
氏とは敷地内ですれ違うことがけっこう多く、毎回一声はかけているから印象に残っていてくれたのか、昨年は二度ほど食事をともにする機会があった。
もともとは営業マンとして当地のみならず北陸や関西でも活躍をしてきたので当地事業所の旧組織のニオイはしないし、何より職場の人間をよく観察しているのが話していても分かるから、むしろ職場を離れた場所でサシ飲みしたいとこちらとしては思っていた。
待ち合わせの時点では飲む場所は決まっていなかったのだが、結局は氏の自宅にごく近いエリアでまずは焼肉からスタートとなった。
大きなお店ではないながら祝日の土曜、ほとんどは予約で埋まっているところ、2人分のスペースはかろうじてあり、思い思いに頼んで好きなように飲み食いできた。
肉は脂が多すぎず大変おいしく、大衆店の装いながら週末のカレンダーはすでに予約で埋まっていたから、地元の隠れた名店と言って差し支えないのだろうと思う。
その後は氏御用達のスナックに流れる予定も残念ながら閉まっており、近隣のお好み焼き屋さんに流れた。
焼肉屋さんでは主に私の先週の北海道旅行や、氏が大好きな京都の話で過ぎたが、お好み焼き屋さんでは私自身が日頃感じていることも含め、仕事場の人間の話になっていった。
その頃にはずいぶんお酒も入っていて全ては覚えてはいない。
ただ、時々本欄に叩きつけているわがチームのお気楽さんのことについて、第三者に話したのは初めてだった。
日頃は冗談とも本気ともつかないようなノラリクラリとした言動に終始してはいるが、その実は自身の鼻持ちならないプライドの裏返しである。
物知り自慢など他人にやたら勝ちたがる面も多く、率直に言って付き合いにくい面があることは、お気楽さんとは年も近く付き合いも長い氏も把握してはいたようだ。
スタートが早かったため、2軒回って氏と別れた後でもまだ20時台、いつもならホームタウンに戻って自力延長戦となるパターンで、実際にJRの駅前周辺をウロウロはした。
しかしその日は、ウロウロはしたが結局どこにも行くことはなかった。
たまたまガマンがきいただけなのか、単なる先週の反動かは分からない。
独り身のつらさ、癒しを求める気持ちはあるが、かける時間とお金のわりには若返り効果くらいしか得るものはないことにそろそろ体レベルでの気づきが始まったのかもしれない。
熱に浮かされるように街をウロついた昨年の年末以来の流れもそろそろ一定の区切りをつけ、総量規制くらいはかけなくてはいけない。