blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

思い切り

2010-08-16 20:50:40 | 休日
来月早々には住まいを移ることになっているので、今日は日中ひと通りの用事をこなした後、自宅の整理に取り掛かった。
今日のところは、とりあえずいらないもの、特にもう相当にくたびれた衣服が大量にあったことからそれらをいっぺんにゴミにした。
スーツのたぐいはもうほとんど着る機会がないと思われ、ほんの二、三着と礼服だけ残してあとは全部捨てた。
これからスーツが毎日必要になる生活に戻る可能性は限りなく低い。
もし状況が変われば、その時はその時である。

次に入る部屋が、書いてあるほどの広さがあるようにはどうしても見えないので、相当コンパクトな状態で移ることを覚悟しなくてはならない。
基本的には、読むかもしれない本、着るかもしれない服、練習するかもしれない楽器などは「使わないもの」として考えたい。
まだ程度のいいものについては古物屋などに引き取ってもらうのもいいだろう。
作曲用にと導入したキーボードや、よくバンドの練習にも使った「ちびドラム」も次の部屋にはたぶん置けないから近々に対策が必要だ。
置いてあったところで、自室にはほかの誘惑が多すぎてほとんど使わなかった。
楽器の練習は、半強制的にどこかに出かけでもしないとやらない。

次の部屋に置かれることになるのは、テレビと周辺機器、PCと関連機器、洗濯機、冷蔵庫あたりのハード、後はDVDやCD、本などのソフトと衣類、台所用品などまさに必要最小限のものになろう。
これを機会に、ただただスペースを占領しているだけのものは思い切って処分をしたい。
やり始めるまでは遅いが、やり出したらトコトンというB型の特性を生かして(?)、モノについては早々にケリをつけ、あとは約二年を過ごした部屋そのものをシッカリ掃除してあげるほうに気持ちを向けたい。

呉羽での二年足らずの間は、語るも忍びない情けない状態の時間も長かった。
ほとんどの期間を不安や怒りや焦りの中で過ごしてきた印象があるが、時に向かいのおそば屋さんと親しく話をさせてもらったり、近くのコンビニの可愛らしい店員さんに癒されたり、またいい意味でのイナカくささもあって、この土地にはそれなりの思い出もできた。
次は、ようやく少しは安定した状況の中での引っ越しだから、何年いることになるかは分からないが、これまでより一層充実した生活の場となることを願うものである。

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のんびり

2010-08-15 22:23:53 | 休日
一昨日あった同窓会の熱病のような盛り上がりから帰り、昨日も含めた2日間は特に遠出もせず至って平凡に過ぎようとしている。
お盆明けの17日がかなりの仕事量になることをすでに告げられており、明日はあまり無理をしない一日となる公算が大である。
用事はあるが午前中には終わるから、普段の日常に戻っていく心と体の準備にあてたいと思う。

同窓会当日には、だいぶ前に遊びで作った名刺を何枚か持っていっていた。
今は会社員という立場にあるが、外回りでもない部署にあって名刺のたぐいは持っておらず、何かくれと言われたときのためにである。
肩書きは本欄の上にある「魚津市非公認ご当地シンガー」となっていて、連絡先と、裏にはイベント出演歴が書いてある。
自分から会う人会う人に配って回るような動きはしないつもりでおり、話の中で渡せる流れになるか誰かが名刺でもくれるような状況になればと思っていたので、結局はわずか数枚がハケただけだった。
せっかくの機会ではあったが宣伝ばかりに気を取られたくはなかったし、もっとバラまいておけばなどという後悔はない。

同窓会当日は、かつて自作のご当地ソングをPRに行ったときの窓口になってくれた市役所のK女史も来ており、「3曲目は作らないの?」と質問された。
実際にはまだ頭の中に骨格のようなものが浮かんでいるだけなので進行中と言える状況になく、あいまいな回答にとどめておいた。
私自身、生活自体がなかなかうまく回らない時間が長く続いたため、曲作りからはもうずいぶん離れている。
生活もようやく落ち着いてきたから久しぶりにDTMソフトを立ち上げてやってみたい気もするが、地元・魚津をテーマにしたものをすでに二つ作り、なおかつその二作でもって一話のストーリーを完結させた格好になっているため、その後の展開をしぼり出すのはかなり難しいと考えている。
よって「雨の柿の木割りⅢ」が実現する可能性は限りなく低いというのが正直なところである。

今年の同窓会でもって同窓会長の座を後進に譲られた、県内でも名士といえる経営者氏が同窓会当日付けの会報に文章を寄せておられているのを拝見した。
当日は自ら「ふるさと」を熱唱された氏だが、いつの日か、ふるさと富山の抒情を感じさせる「ふるさとの歌」というものをつくりたいと書いておられる。
私もほんの数曲作ってみたとはいうものの、魚津の飲み屋街が舞台で曲もB級歌謡調というのが関の山だった。
俗っぽい性格である私の作るものがとても世代を越えた大らかなものになるとは考えづらく、やはり世界を股にかける大経営者とは発想のレベルに埋めがたい溝があると言うべきだろう。

作ったものは消えるわけではないので、とりあえずは「生きた証し」としての役目は果たす。
ガツガツと宣伝や広報のことばかりを考えるのではなく、自分のペース・リズムに合わせて気楽な活動ということでいい。
そのうち体がウズウズでもしてくるようなら、ない頭を使って周知やアプローチの方法を考えてみようと思う。

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同窓会雑記

2010-08-14 21:58:34 | 休日
出身高校の同窓会が昨日魚津市内であった。
昼間は世代を越えた形のもので、その日まで同窓会長を務められた経営者氏の講演のあと懇親会という流れ。
18時過ぎからは、私も含む幹事学年である41回卒業生による同級会が、当時の担任の先生方も全員参加という中で催された。

昼間の部はまさに大先輩の皆様が多い場で、いささかの緊張と少しくすぐったいような感覚が混ざり合っていた。
40歳世代である幹事学年は数十名の参加があったが、その周辺の学年からは数えるほどで、幹事役をやってきた人間にとってはこの昼間の全体の同窓会が、いわば年長者をひたすら立てる場ということで最も気を使う時間帯だったろうと思う。

昼間の会が始まる前には地元のケーブルテレビでキャスターをしているM女史に話しかけてみた。
今日は取材とは違うのかと尋ねたところ、今年度から常任幹事になってしまったということであった。
魚津のテレビ局の顔とも言える存在、今後も魚津に根付いて仕事をされていく方だからご指名がかかったのだろう。
もちろん彼女も同じ高校の卒業生であるが、第何回かは聞くことはできなかった。
彼女は講演会のほうの司会も担当していたので、同窓会がすべて終わった後にお疲れ様ともう一度声をかけた。
すると、同じ局でキャスターをしている若手のM君に引き合わせてくれた。
彼は私と同じ大学の出身だそうで、一通りの挨拶をさせてもらった。
思わぬところで思わぬつながりを発見させてもらい、M女史には感謝している。

夜は同級生だけの集まりとなり、参加人数もグッと増えて大変な盛況であった。
特にどう動こうかなどは決めていなかったが、できるだけ多くの人に声をかけるようにはした。
みないい大人になり、このような場ではいたずらに過去を引きずることなく、まさに小異を捨てて大同に付くかのごとく、一人一人がとにかくこの場を楽しんで帰ろうという気持ちが感じられた。
先生方も年を重ねてますます盛んなご様子であり安心をしたところだ。

一方、残念ながらこの会を迎えることができずにこの世を去った人間も7名を数える。
今の私にできることは、一日一日を悔いなく生きることだけだ。
それが天国にいる仲間たちへのせめてもの供養になる。

実質1年ほどもこの日のために準備をしてきた幹事役の人間には心から感謝をしたいと思う。
その中の一人であるK君がいみじくも壇上で言ったことには、幹事をやっていて中には「高校生活が楽しくないまま過ぎた人」も多くいるのだということを勉強したとのことだった。
思ったことを言っただけだよと後で彼は話していたが、こういうことをあえて発言できるところに彼の誠実さと正直さが現れているように感じた。

結局は2次会を経て、陸上部だったI君を連れて知っている飲み屋に足を運んだ。
会が終わってウダウダしているのが嫌いな二人の息がピッタリ合って、その後はママさんの好みもあって「桑田節合戦」と相成った。
サザンのマイナーな歌が受け入れられるのは魚津ではこの店だけだろう。

実家に泊まって、午前中には自宅に向かった。
百人以上の参加者の思いが夏の夜にパッとはじけたような興奮から一夜明け、富山駅のベンチで曇り空を眺めながら、祭りのあとの寂寥感と、この後続いていくそれぞれの日常に思いを馳せた。
もうこれで会えない人間も多いだろう。
しかし、会えなくても仲間は仲間だ。
これだけ多くの仲間に支えられていることを思いながら、これからの日々をただただ誠実に過ごしていきたいと思う。

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お盆前日

2010-08-12 21:02:32 | 日記
お盆休みの前の最後の勤務日は「通常出荷ナシ」という特殊な一日で、本来なら「超ヒマ」のはずであった。
しかし私は外部からの入荷を受け付けることが担当だから、入ってくる分にはすでに早朝からトラックが待っているなどいつも通りの感じであった。
外部のトラックは、まれに事前に連絡を入れてくれる先もあるが、たいがいは何の前触れもなくやって来る。
一つの先をこなしている最中に別のトラックが来ることも多くて焦る。
大きなクルマは後退するときにピーピーと音が出るので、忙しいときにその音が聞こえるとウンザリする。
だが、仕事としてはしっかりと個数を数えて受け入れることが大事だから、せっかちな運転手が来てもこちらのペースでやらなくてはいけない。

入荷物が来れば現在の在庫を調べて、自社の倉庫に入れるか契約している外部倉庫に出すかを私自身が判断する。
判断するとエラそうに書いたが、判断基準の目安は師匠からキチンと教えてもらったのでそれに沿ってやるだけである。

午前中は入荷作業に追われたが、午後からは先週の土曜にも作業した新商品のバーコードシール貼りにあてる時間ができた。
ここ数日は工場や研究所のほうから数名ずつ応援に来てもらっており、予定よりも速いペースで進んでいるようだ。
本来なら21日の土曜も出勤の予定だが、それが必要なくなる見込みも出てきた。
今後、一つの品目としてはケタ違いの扱い量及び売り上げになるであろう商品とのことで、事務所のトップも気を使っている様子がよく分かる。
もちろん倉庫全体としては新商品以外にも目配りが必要だから、早く作業のヤマを越えられるように自分が協力できる日はしたいと思う。
結局は何だかんだでやることはいっぱいあって、いつもの日と変わらずけっこう疲れた。

お盆を迎えるにあたり振り返ってみると、5月の連休明けに今の環境に来ての3ヶ月半は、まさにあっという間だった。
5月はかつて派遣で来ていた頃とは変化した1日の流れに慣れること、6月は今まで経験のなかったピッキングや箱詰め作業の習得、7月は外部からの入庫の対応と立ち乗り式リフトの運転をマスターと、ずいぶん館内のいろんなセクションをやらせてもらった。
5月の初めの時点では今の姿は想像していなかったし、周囲には感謝している。
今後もなおいっそう正確で安全な仕事を目指したい。

お盆の間は同窓会もあるし、引っ越しの準備もそろそろ始める予定だから何かとせわしくなる。
そんな中でも、あくまで生活の中心は仕事なので、体の管理には十分に気をつけたい。
そもそも作業量に対して適正と言われる人数よりもはるかに少ない頭数で日々の業務をこなしているから、少なくとも会社に出て行くことだけで何らかの役に立つことになる。
まだ入って間もない私にとっては「存在感」も徐々に高めていく必要があるが、日々ベストを尽くす中で信頼を置いてくれる人も増えているので自信を持って臨んでいきたい。

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最後が押す!

2010-08-10 20:30:52 | 日記
もうお盆休み前で、しかも月の真ん中に差し掛かろうかという時期だが、倉庫は非常に忙しい。
といっても、朝から晩までひっきりなしに仕事があるという感じでもなく、特に午前中は時間が余るような場面もあるほどだ。
ここ最近は15時を過ぎてからが異常なまでにバタバタする。
なぜそういうことになるかといえば、すでに注文を受けていながら製造が追いついていない商品が常に存在し、できたとなるとこちらからトラックを出して運んできて、入荷して即出荷という作業になるからである。
たいがいそういう商品は入ってくる量が多いから、できてくるタイミングが遅い場合には作業はどんどん後に倒されて、それこそ箱詰めが終わるのが18時を回ったりもする。

もちろんこういうことはお客さんの注文があってこその話だから、本部や工場を恨むわけにもいかない。
世の中が便利になり、お客さんもほしいものは1日でも半日でも早くという時代になってきている。
そんな中で製造工場も目いっぱいの態勢で製造を続けているものの、なかなか追いつかないというのが現状だ。
直接の接客はない部署とはいえ、お客さんの手に渡っていく最終段階を受け持つ役割であるから「あるものをやっつけ」ないことにはその日が終わらない。
しかし、定時の終わりがけにかけて二次曲線を描くように忙しくなっていくのは、特に年長の社員には厳しいものだ。
毎日がこんなことでは「平準化」などは夢のまた夢、行き当たりばったりにも見えかねない今の状況はいずれ改善されなくてはならないだろう。

倉庫は13日からお盆に入るので今週の勤務はあと2日であるが、ケガや事故、トラブルのないように気をつけ、気持ちよく休みに入りたい。
13日には出身高校の同窓会もある。
まずは元気な顔を見せることが何よりのみんなへの便りになるだろう。


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下見

2010-08-08 21:45:38 | 休日
最近は平日休日関係なく6時頃には目が覚める。
基本的に寝るのが早いのもあるが、もう体がそういうリズムになってしまっている。
仕事がなくて困っていた頃は未明の3時か4時ごろまで夜更かしして起きるのは昼近くということもままあったから、やはり人間、少しは強制される部分も必要だということだ。
毎日体を動かす仕事だから体調にはことのほか気を使わざるを得ないこともうまく作用しているものと思う。

引っ越し予定先の下見のために業者と待ち合わせたが、約束の時刻は午後の1時半だった。
昨日休日出勤したのだし午前中は寝ていてもかまわないのだが、相も変わらず市内のお店めぐりがしたくなり、10時過ぎには自宅を出た。
今いちばんほしいのはETCとテレビだが、今月は引っ越しの契約のためお金はギリギリになる。
あえてサイフにはお金をあまり入れず、またカード類もクルマにしまって「買わないように」あちこち回るのもそれはそれで楽しい。
ETCもテレビもどれを選ぶかの見当は付いてきたので、引っ越しが済んで落ち着いてからタイミングを見て導入したいと思う。
ちなみに今度の住まいは流杉(ながれすぎ)スマートICが最寄りとなることから、優先順位としてはETCが先かもしれない。

待ち合わせの前には、先週顔を出した稲荷町の旅行会社にもう一度行ってみた。
特に旅行の申し込みなどの予定はなかったが、どこかでもらった某ファストフード店のコーヒーのタダ券が宙ぶらりんになっていたので、そこのNさんにあげようと思った。
私はファストフード店にはめったに行かないから、Nさんに行くことがあるか聞いてみたら「ください!」ということだったのでよかった。
Nさんとは、一緒に勤めている時はそんなに会話があった記憶がないが、立場が変わってかえって話しやすくなっている感じなのは不思議なことで、今まで面と向かっては見たことがないような笑顔を見ることもできた。
そろそろ下半期の商品が出ないかと聞いてみたらもうすぐとのことで、11月は京都あたりがすでに混み始めているらしい。
私の場合は秋といえば府中(東京競馬場)か淀(京都競馬場)になるだけなので、都内もしくは京都市内の混雑はあまり関係ないのだが、そんな事情をNさんに言っても仕方がない。
ともあれ、いつも何かの差し入れだけで顔を出していても能がないので、秋の遠征の日程が決まったらお客さんとして堂々と申し込みに行こうと思っている。

引っ越し予定先で待ち合わせしたのは業者TのこれまたNさんという女性だった。
ここ最近の記事を読み返すと「イニシャルNの女性」がたくさん出てくるが、たまたまNで始まる人に多く当たってしまっているだけである。
部屋の下見は、まだエアコンもかからない状態なので短時間で終わった。
ネットのコストが家主負担で入居者のサイフは痛まないから文句を言ってはバチが当たるが、現在の住まいよりもすべてにおいてややスペースが小さい感じだ。
今の部屋にあるものをすべて収めることはどうやら不可能で、あと1ヶ月足らずで区別しなくてはいけない。
捨てるもの、残すもの、どこかに売れそうなものなど、キチンと考えて整理したい。
幸い角部屋になり、駐車場も出やすい場所が当たった。
本欄のアドレスにある数字と同じ「306号室」というのも何かの縁であろう。
問題は、近隣の民家でなんとニワトリを複数飼っている家があって、それについてはNさんも恐縮していた。
周辺の不動産を管理する業者と家主の連合体で法的なものも含めて対処していく動きもあるようだから、入居者としては信じて見守るしかない。

今週は13日からお盆休みのため木曜までの4日間でやや落ち着いた感じになるかもしれないが、押し込まれ気味の仕事も予想されるので、気を抜くことなく勤め上げて気持ちよくお盆休みを迎えたい。

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休日出勤&明日の予定

2010-08-07 21:00:50 | 日記
今日は土曜ながら、朝から夕方まで出社して作業をした。
もちろん本来は休日だから通常の出荷作業ではなく、新製品導入に伴い「バーコードシール貼り」をする仕事であった。
シール貼り自体は体力も使わず何と言うことはないが、何しろ数が多く、本出荷する予定の日までには人海戦術を使ってでも間に合わせなくてはならない。
今日に加えて今月はあと1回だけ土曜の作業が予定されている。
これからしばらくの平日には製造工場からの応援も常時もらえるようだが、今日は倉庫と製造工場合わせて20人以上でやっても全体の3割が終わった程度だった。
もし何の障害もなければ次の機会も協力をしたいと思う。

休日を一日縛られる格好になったとはいえ、平日のように時間に追われるような感覚や、いつ何時入ってくるか分からない外部のトラックを気にするようなことはなく、一日中まったく同じ作業をコツコツとやればよかった。
朝もいつもより1時間遅く、夕方は17時でキッチリ終わることができた。
手当のほうも平日の残業よりは「オイシイ」ので、まさに「ごっつぁんです」といったところだ。

今日は、本来は9月初旬にも移ることになる引っ越し先を業者の方と下見する予定であったが、今日の勤務が入ったため明日にずらしてもらった。
ちょうど窓口になってくれた方がこの土日は出社当番になっていて、土日どちらかで下見をしましょうという話になっていた。

7月の終わりごろの記事では、もうしばらくは今の呉羽にいようという内容を書いていたと思うが、その後もいろいろと探しているうちに、経済的にも気軽に入居できる物件に行き当たった。
この時期は人の動きも少ないのか各業者さんがキャンペーンを多く張っていて、やっかいな初期費用をずいぶんと抑えることができる。
明日下見に行く所もそうで、入居月の家賃ゼロというのがかなりうれしい部分だ。
これなら、今の呉羽の住まいの権利を9月まで持たせつつも、家賃の「ダブり」が実質的に発生しない格好になる。
月々の本来の家賃は今とほとんど変わらないが、光インターネットが無料で使い放題ということで、毎月ネットとIP電話でまるまる5000円くらいかかっているのがタダとなるとかなり大きい。
少しでも月々の負担を減らせるのに越したことはない。

引っ越し予定先は勤務先のある滑川市でも本来の地元である魚津市でもなく引き続き富山市内だ。
地元近辺は初期費用がどうしてもネックになったのが第一だが、正直に言って富山市内の便利さを知ってしまって地元に戻る気がなくなったのが大きい。
それを前提に、通勤を考えて少しでも職場までの距離を短縮すべく、とりあえず神通川よりは東には来たかった。
結果的には、職場のある富山県の東側から見て「富山市の入り口」に近い場所であり、こと職場への利便ということでは呉羽よりはずいぶんと気が楽になりそうだ。

仕事もいろいろなことを覚え、周囲にも恵まれて、今の環境で長くやっていけそうだから、今回の引っ越しの後は当面腰を落ち着けたい。
もし早いうちにまた引っ越しという話になるとすれば、遅ればせながら将来のパートナーになりうる方が現れた時だろうと思う。

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朝礼にて

2010-08-05 20:16:34 | 日記
わが部署では8時15分からラジオ体操第一をやる。
倉庫の出荷スペースの広々としたところでやるのだが、特に女性陣は輪の外で恥ずかしそうにやっている。
全体で集まる時間は朝しかないから、そのあたりはもう少しメリハリがほしい感じがする。

体操のあとは朝礼に入る。
どの会社でもそうだと思うが、あいさつや整理整頓・掃除のことについての一通りの唱和があって、あとはトップが一言二言話したり、昨日の仕事量についての報告があったりする。

朝の唱和の担当は二十数名の持ち回りで、ひと月に一回まわってくるかどうかだが、今日は女性陣のほうに順番が回ったので、サブリーダーのMさんが担当した。
そこで言うには、「ウン十歳を超えてようやく『見ざる言わざる聞かざる』の意味が分かった」ということであった。
寡聞にしてその意味を知らなかった私はその意味がこれから聞けるのかと思ったら、話はそこで終わってしまったので思わず首をかしげてしまった。
結局何が言いたかったんだという思いもあるし、日頃から人の悪口が多く密告グセまである人がよくもまあシャアシャアとそんなことが言えたものだとも思った。

朝礼で話すのはもっぱらわが部署のツートップで、最初にマネージャー、次に現場リーダーという順だ。
内容は、マネージャーは全社的な連絡事項やたまに柔らかい話、現場リーダーのほうは昨日の仕事量と本日の見通しなど数字的な報告が多い。
なぜかこのリーダーのほうの話が毎日毎日やたら長くてまとまりに欠けるため、周りを見渡すと雰囲気がダレてくるのが分かる。
毎朝話す機会があるのだから、もう少し言いたいことや伝えたいことはコンパクトにまとめる工夫があればいいのだが、話しているうちにいろいろと頭に浮かんできて、それらをそのまま口にしてしまうようで、まさに際限がなくなってくるのが毎日の光景だ。
おとといに、たったひと月に一回の「出番」があった私ですら、念頭には「三十秒」というものがあった。
三十秒とは言わないが、せめてキチンとまとめて一、二分程度というのが常識的な線と言えよう。

この朝の時間が私にとってはけっこうな「人間ウォッチング」の場になっている。
二十数名のメンバーは多士済々と言えば聞こえはいいが、個性は本当にバラバラだ。
しかし、それがかえって私には面白く思える。
明日以降も、注目していないフリをして、各人の話にこっそり耳を傾けてみたい。

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18きっぷの旅

2010-08-04 22:06:57 | 休日
日曜日の話になるが、青春18きっぷを使って新潟市まで行ってきた。
5回分使えるうちの1回目ということで、手始めに無理なく日帰りできるプランとして考えていた。

富山市から新潟市まで行くにはJRの特急に乗るか高速バスを使うかだが、18きっぷの場合は普通もしくは快速列車にしか乗ることができない。
全区間各駅停車となると膨大な時間がかかるが、幸いにして直江津から新潟の間は「くびき野」という快速列車が走っていて、直江津と新潟は約2時間である。
快速といっても停車駅は特急「北越」とほぼ同じで、車両もお古とはいえ特急用を使用していて快適だ。
富山から直江津まではもちろん普通列車で行くことができるが、接続ダイヤが劣悪なため、往路の糸魚川から直江津の区間だけ特急の自由席をはさむ形になった。
18きっぷの1回分は2,300円で、特急に乗った区間は1,380円だから、往復の交通費3,680円で新潟市まで日帰りで行ってこれるわけだ。

私の場合は新潟市に行くといえば間違いなく「新潟競馬場」ということになっていて、特に新潟の市街地に詳しいわけではない。
市町村合併後は新潟市北区に入って、まさに地図の上でも新潟市に属することになった競馬場は、よくよく考えるとずいぶん久しぶりであった。
陽射しこそあまりなかったが蒸し暑い1日で、まさに夏の新潟開催そのものの雰囲気であったが、当日の本場は重賞もなくそれほどの混雑ではなかった。
芝はやはり時計が速く、ダートは行ったもの勝ちの様相だったが、それが分かった頃にはずいぶん馬券の負けが込んでいて、結局この日は完敗であった。

ずいぶん遠出もできない状態が続いていたが、旅らしい旅が久しぶりにできたことでヨシとしたい。
まだ18きっぷが4回分残っているので9月の10日までに何とかしなくてはいけない。
1泊2日のコースなどいろいろ考えてはいるが、使い切れない場合は人にあげてもよい。
あげるといっても相手はある程度でも時刻表が使いこなせる人ということになり難しいが、喜んでくれる人もいるかもしれない。

JR西日本の北陸地区は快速列車の設定がほとんどなく、速く動きたいなら特急に乗れと言わんばかりになっているが、せめてラッシュ時や休日だけでも広い範囲で運転してほしいと思う。
同社管内で有効な「北陸おでかけパス」も好評のようであるし、手軽な列車旅を楽しみたい向きにはより魅力的だと思うのだが。

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いつも通りの・・・。

2010-08-02 22:03:41 | 日記
今日は月の最初の営業日であり、わが社では月内では最も忙しい日のひとつにあたる。
いまだにどうして月初に仕事量が跳ね上がるのかよく分かっていない。
もう一つ、中締め後といって「毎月15日の翌営業日」というのも忙しくなる。
その仕組みについては今度、営業マンの経験もある仲の良いTさんに聞いてみようと思う。
今月はお盆休みもあることから、それまでに何とか注文をはかせないと今度は盆明けが大変なことになるため、しばらくは押し込まれ気味の毎日が続くことになるかもしれない。

今日は自動倉庫というところを担当して、次から次へと吐き出される商品のピックアップに文字通り追われる日であった。
忙しいと分かっていて心の準備ができているとはいっても、仕事のペースは機械任せだからまったく周囲を見る余裕などない時間帯もある。
おまけに涼しい館内と違って空調も今ひとつ届きにくい場所だから水分の補給は必須で顔をふくタオルも必要だ。

こういう日の午後は、出入りのT運輸のSさんがいつもだま~って手伝ってくれる。
わが倉庫は複数の運送業者さんにお世話になっているが、Sさんも毎日14時過ぎにはやって来ていそいそと仕分けを始める。
出荷量としてはT運輸の扱い分が圧倒的に多いから、他の業者さんよりも来るのは早い。
今日のような忙しい日は、自分のところを早く仕分けしたいと思う部分もあろうが、自動倉庫に入り込んでまで仕事をしてくれる。
こういう方は他にはいない。
今日の私の仕事に関しては「助かる」などと軽い表現を使っては申し訳ないほどで、まさに「アタマが上がらない」といったところだ。
わが社にはずいぶん長く出入りされているようで、まさにわが倉庫を知り尽くしている感さえある。
不可能な話だが、わが社から少し給料をあげても少なくとも倉庫のメンバーからは誰も文句は出ないだろう。

日によって波はあるといっても、今は会社全体がこのご時世でありがたいことに忙しい状態であり、まったく静かに終わる日など当面はないと思っていて間違いはない。
ある意味腹をくくって、毎日毎日を必死で片付けていくしかないのだろう。
幸い、いろんなセクションを経験させてもらって、自分のことを信頼してくれる人も増えてきた。
いろんな仕事を任されるようになってくると、やはり意気に感じてやる気もわくというものだ。

いわゆるハネムーン期間もとっくに過ぎたと思われ、今後はより要領よく動けるように日々を考えて過ごしていきたい。

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