写真で綴る気ままなすぎさん

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東京でたくさんのSL(蒸気機関車)に会える 青梅鉄道公園に行ってきました

2017年10月28日 07時40分10秒 | 重要文化財 建造物・民浴など

国鉄からJRになって今年で30年・・・
青梅に鉄道公園があるのは知っていましたが、何けなく行こうと思い~
我孫子から東京~中央線で立川駅で青梅線で青梅駅に降りて
グーグルマップを便りに・・・平坦な道から急坂を登って 約15分で「青梅鉄道公園」に

入場料は小学生以上から大人まで 100円です。(70才以上無料)
青梅鉄道公園は、1962年(昭和37年)に鉄道開業90年記念事業として、旧日本国有鉄道が開設したもので、
現在は東日本旅客鉄道が所有し運営しています。

入場して、すぐ鉄道の記念館です。
一階には地形にトンネルや鉄橋など設け鉄道模型が走る「ジオラマ」、各車両模型、車両解説(写真展示)
二階は青梅線の歴史展示、写真展、遊具機器がありました。三階は展望台でした。
ジオラマ

汽車・列車・新幹線の模型展示

JRの特急のヘッドマーク

車両解説(写真展示) 懐かしい列車・汽車の展示

三階の展示 青梅線の歴史など

屋外には
鉄道開業に活躍した蒸気機関車、車両など 11両が展示してありました。
110形蒸気機関車 車号110 製造1871年(明治4年)製造 英国ヨークシャーエンジン社
1872年(明治5年10月14日、新橋~横浜間に開業した日本で初めての鉄道に使われた10両の内の1両で、
3号の番号が付与された事から、「3号機関車」と呼ばれている。
開業当時の機関車として~この機関車と「鉄道博物館」に保存展示してある「1号機関車」(150形)と共に、
貴重な存在になっている。(鉄道記念物指定)

D51 452号(D5形式テンダ蒸気機関車 製造1940年(昭和15)年
国鉄を代表する貨物用蒸気機関車で「デゴイチ」として親しまれています。
戦前から戦後にかけて全国で活躍した万能機関車で 1100両以上 製造され、全国に配置され活躍した。

運転台に入って中を見る事が出来る列車もあります。

5500形蒸気機関車 車号5540 製造1897年(明治30年)製造元 英国ベイヤーピーコック社
明治後期~大正期の始めに旅客用として活躍した中距離用の蒸気機関車、炭水車(テンダ)を連結しています。
動輪は二組(B型)あり、高い位置に斜めにシリンダーが取り付けられ、
機関車の大きさに比べて先輪のついている台車が長いのが特徴。

2120形蒸気機関車 車号2221 製造1905年(明治38年)製造 英国ノースブリティッシュ社
日露戦争の頃、今までより大きな力の機関車を必要とする事から造られた、
中型のタンク式ながら動輪が三組(C型)あります。明治後期の代表的な機関車で使いやすく、
別名「B6」の名で呼ばれている。貨物や勾配区間用として活躍し、昭和30年頃まで入換用に使われていた。

9600形蒸気機関車 車号 9608 製造1913年(大正2年)
大正時代の標準形貨物用機関車(D型)で、国産独自の技術が各所に使われている。
取り付け位置の高いボイラーはこの機関車の特徴で、火室面積を広げる為に独特の設計になっています。
四国地方を除く全国各地で784両が活躍し、「キューロク」の愛称で親しまれました。
蒸気機関車が国鉄から最後になくなった昭和51年まで使われた。

8620形蒸気機関車 車号 8620 製造1914年(大正3年)
蒸気機関車が国産技術で製造されるようになり、本格的な標準形式として生まれた。
大正時代を代表する旅客用機関車(C型)。動輪の大きさも1600ミリと大きくなり、
蒸気の力を車輪に伝えるバルブギアなど構造的にも成熟しています。
一形式で687両製造されましたが、青梅鉄道公園の「ハチロク」はこれらの中でも、最初に製造した栄誉ある1号機。

クモハ40054号(クモハ40形式電動車) 製造1935(昭和10年
国鉄が東京・大阪地区の通勤輸送用として、1932(昭和7)年から導入された電車です。
運転席が車両の前と後ろに1つずつある「両運転台」が特徴。

E10形蒸気機関車 車号 E10 2 製造1947(昭和22年
国鉄が最後に新製した、急勾配用の我が国最大のタンク式蒸気機関車 
当初はバック運転を前提とした為に、機関士席が通常の反対側にあった。

C11形蒸気機関車 車号C11 1 製造1932年(昭和7年)
蒸気機関車全盛期に造られた、近距離用の標準型タンク式蒸気機関車です。
ターンテーブルで向きを変えなくても往復できる様に、作業性のよい広い運転台を採用している。

ED16形電気機関車 車号 ED16 1 製造1931年(昭和6年)
戦前に生まれた初期の国産電気機関車 
製造当初は勾配区間やトンネルが多い区間として電化が進んだ上越線や中央線で活躍した。
1号機は、1980(昭和55年)に廃車、現在残る数少ない黎明期の国産電気機関車として、準鉄道記念物に指定されている。

ミニSL弁慶号
弁慶号とは1880年(明治13年)北海道最初の幌内鉄道に,義経号などと共に米国から輸入された蒸気機関車の事です。

機械信号機(腕木式信出発)と色灯信号機(四現示色灯警戒)

子供用の乗り物

下の広場には
0系22形新幹線電車 
車号 22-75 製造1969年(昭和44年)
1964年(昭和39年)に開業した東海道新幹線用に製造された0系の東京寄りの先頭車で、
この「22-75」号は大阪万国博覧会の輸送の為に増備された内の一両です。
0系は、「ひかり」として世界で初めて時速200kmを超えて営業運転をした記念すべき車両で、
全部の車両に動力となるモーターを取り付けた、世界的には珍しい電車方式の高速列車です。
(この車両は展示の為にモーター等の床下機器を取り外してあります)

乗り物

子供用

青梅鉄道公園
東京都青梅市勝沼2丁目155
青梅駅から徒歩15分(途中から、急坂を登って青梅鉄道公園です)
開館時間 3月~10月 10時~17時30分 (入園は17時まで)  11月~2月 10時~16時30分 (入園は16時まで)
特別開園 新年(1月3日~7日) 春休み期間(3月26日~4月6日) ゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)
     および10月1日が月曜日の場合は特別開園
休館日 月曜日(国民の休日・振替休日の場合は開園し、火曜日休園) 年末年始(12月29日~1月2日)


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