■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

土用の牛?の日‥‥ ~う・のつく牛の焼肉で~

2017年07月24日 21時48分44秒 | 近江牛
土用の丑の日を「鰻(うなぎ)」だけ食べる日にしてしまったのは、「平賀源内(ひらが げんない)の発案がことの発端であった。夏場の鰻の不味さにお手上げ状態であった、鰻屋さんの依頼を受けた江戸時代の偉人が、夏バテに「鰻」で元気回復を発案すれば、たちまち江戸の常識に変化していったそうだ。現代の時期的な「鰻の旬」は、完全養殖なので土用の丑から逆算して温度調整もなされて操作されているようだ。もし、彼が牛の肉と言ったとすれば‥‥。





彼は、江戸時代のプランナーで発明者でもあり、エレキテルによる電気を既に開発していたことで有名な人物である。プランナーと言えば、企画や計画を立てる立案者のことで、その醍醐味は、道筋の違った二つの常識を併せて、まるで今までになかったアイデアとするような面白味もある。サーロインステーキを料理バサミでひと口サイズ焼肉にして、自家製ポン酢をかけミニセロリを付け合わせた。





それまでの風潮として「う」のつく食べ物で縁起を担ぐのが、土用の丑の日の約束事だった。これが常識だった「う」のお話と、鰻の販売促進を、プランナーが結び付けたわけだ。これが例えば「牛肉」であったなら、「ステーキや、焼き肉の日」になっていたかも知れないが、江戸時代に四つ足動物は、水戸藩を除いては禁止の傾向にあったらしいので無理かも‥‥。


……………<切り取り線>……………



平賀源内説とともにある有力説に、大坂屋の春木屋善兵衛が、秋田藩の蒲焼大量注文に、土用の、子の日・丑の日・寅の日に分けて作り置きしておけば、丑の日に作った蒲焼だけが得に美味しかったので「土用の丑の日」となった説もあり、双方ともに販売促進に貢献があったようです。鰻がたくさん獲れる江戸城前の漁場から「江戸前」と言う言葉が出来たのも、鰻屋さんで考え出されたようです。



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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とても並べない‥‥ (炎クリ)
2017-07-28 03:28:34
まさむらさん
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ

東京の人って辛抱強いというか、人口密度が多いんで仕方ないのか? 2時間でも3時間でも並んでおられる場面が、テレビに映し出されますよね〜〜本当に信じられないですよ。マスコミも、スピードの今井さん追っかけまわしているだけじゃ〜こと足りないようですね。(笑)
いつも(^_-)-☆ありがとうです!
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Unknown (まさむら)
2017-07-27 11:48:05
こんにちは。

 土用の丑に鰻の蒲焼を2切れ。
 夕食で食しましたが、我が家ではこんなものです。
 どうしてもマスコミの影響で鰻を食べるんですが、田舎の基本農家ではこんなもんです。
 テレビを拝見すると東京の有名な鰻屋さんには1時間以上の行列。
 この日だけは贅沢をとか。
 すごいの一言・・・
 ちなみに我が家では牛肉も同様ですが、関係なし。
 それを考えると、平賀源内というよりもマスコミの影響かと。
 スタミナ・・・
 61歳の年寄りには必要もなく、冷やしソーメンがただただ恋しい。^^
返信する
林先生ってもの知りで‥‥ (炎クリ)
2017-07-26 15:30:03
Brosaさん
こんちは。(*⌒ー⌒*)ゞ

別にね、精がつくものの定義でいけば、山芋スッポン丼でも良い訳で、鰻にこだわる必要は全くないですね〜〜。鰻業界の陰謀ですよって・・・Brosaさんのこのコメント見て、味付けホルモンを買ってきましたよ。今夜は美味しいぞ〜〜!
いつもありがとうです。(^_-)-☆ぽち!
返信する
おいしそう! (brosa)
2017-07-25 23:57:20
こんばんは
どちらかというと、ウナギより牛肉のほうがいいなぁ~!
ステーキの日、焼き肉の日。。そっちの方がいいわ。

そうそうこの時代、5代将軍綱吉によって出されたのは生類憐みの令だったょね。

平賀源内さんの発案と言われている土用の丑の日。
丑はちなみに締めるという語源からきているらしいですね。
今朝の林先生の言葉検定でやってました。
返信する
ウナギの丼に「肝吸」を‥‥ (炎クリ)
2017-07-25 22:44:11
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ

英さん。
お久しぶりです。一応は毎日ブログ更新されているんで、忙しいのに変わった人だなぁ~~って?(笑) 失礼しました♪ごめんなさい。ワシみたいな、安全策のうえに安全靴で乗っかって、石橋を叩いて割る的なプランナーは駄目ですね。ワシは、鰻とお肉の両刀使いです。

くにちゃん
サーロインなんてものは、見映えだけの問題ですから、ひと口サイズに切れ分けておくのが一番なんですよ。今日の本番は、ウナギの丼に「肝吸」をつけちゃいましたぁ。お給料日‥‥いいなぁ~、貰っている立場の時は、どんなに腹が立っても、怒られても貰えるんで、後ろ向いて舌出したらしまいですからね?(笑) だって振り込まれているんですからね。今更ながら懐かしい有難みを思い出しました。

ららおとめさん
いやもう、「う」のつく食べ物なら、牛の肉でも、馬の肉でも、卯の花でも、梅干しでも、ウニでも何でも来いですよ。源内説以外も追記しました。

Plumeriaさん
江戸時代も、水戸黄門で知られる「水戸藩」では、牛の牧場があり、牛乳も飲んでいたし、すき焼きもしていた記述があるみたいです。卯の花(おから)を、牛ブイヨンで味付けした節約料理も良いですねぇ~。

皆さんの応援に感謝します。
いつも(^_-)-☆ありがとうです!
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Unknown (plumeria)
2017-07-25 18:54:18
炎クリさん
こんにちは^^

「平賀源内」ですね^^
江戸時代は、牛は食べられなかったので
炎クリさんが、江戸時代に生まれておられたら
何を、すすめられたかな?
考えるだけで、楽しいですね^^

いつもありがとうございます^^

ポチ
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Unknown (ららおとめ)
2017-07-25 06:56:20
うのつく食べ物、なるほど……牛、
頂き物かなければ、我が家も「牛」か、いいです。
そうそう、平賀源内さんでしたね。
返信する
Unknown (くにちゃん)
2017-07-25 06:08:24
おはようございます。
炎のプランナー?(笑。。クリエイターさん♪

じゃ~ン!!2017年、炎クリ流プレゼン!!
サーロインをはさみでカット!!
焼き上げたうえに自家製ポン酢をたっぷりとかけた
この極上「うし」の一皿!!でいきましょ!!(笑

このいい脂の入ったステーキ肉は、やはり近江牛という事ですよね!!
鰻が高騰の折。現在にいたっては、この「牛」勿論大歓迎ですよ!!
私もこのステーキに生唾ものです(笑、、ポン酢でさっぱり~と食べたい!!

鰻も既に、予行演習なさってますし(笑
プランナーとしては、先行する必要大ですからね(笑
次回プランも楽しみですよ!!

蒸し暑さ続きますね!!お給料日とも重なり
鰻に牛に今日は一段と人気かも~。地味~に「うどん」も??(笑

今朝もありがとうございます。炎クリさん♪
返信する
エレキテル (英さん。)
2017-07-24 22:10:12
こんばんは。
ご無沙汰でした。
何とか生きてましたよ。

平賀源内ですか。なるほどですね。
偉大なるプランナー。
炎クリさん、もそうですね。

私は、ウナギより牛肉です。
カットサーロイン、ナイス!
これは上等の赤ワインか。

大応援団派遣\(^o^)/
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