べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

長岡産杉丸太 運搬

2010-05-12 16:22:25 | 山の木の話(越後杉)


ゴールデンウィーク後半は30℃まで気温が上がったのですが、今週に入って気温の低い日が続いております。
最高気温20℃まで満たないので、肌寒く、蓄熱暖房のスイッチを切ったお客さんも、入れなおしている所が多いようです。

蓄熱暖房は深夜電力を利用するため、使う前の日にスイッチを入れれおかないと、当日使えないので、前日の天気予報から目が離せません。

低温だと農作物への影響も懸念されます。
10日前後に田植えを終えたばかりでも、気温も上がらず、日照も少なければ発育が心配です。



先週の土曜日に宮本町加藤材木店に預けてあった丸太を工場に搬入しました。


宮本の加藤材木店の土場に置いてあった丸太

昨年の8月に長岡地域森林組合より

「8m丸太が30本近くある」

という連絡があり、購入したもので、近くにある加藤材木店に運搬、大割りをして、工場を整理したら入れようかと思っていたら、大雪で入れられず、已む無く加藤さんに預かってもらっていたのですが、その間、天日乾燥によって程よく乾燥が進みました。

柱用の丸太として8m材を8本くらい残して、残りは梁や中引(なかびき)に使用します。



トラックに載せている風景

通常、丸太だとなかなか乾燥が進まず、重いのですが、天然乾燥によってかなり軽くなったようです。

この材料は、この春から刻みを行う春日町F邸に使いますが、残りは、さらに乾燥させて使う予定です。
こういった、丸太材は伐採時に注文しておかないと6mくらいに切ってしまうので、なかなか手に入らないものです。また、乾燥に時間が掛かるので、あらかじめ2~3年くらいのものをプールする必要もあります。

人工乾燥の窯には入りきらないので、じっくりと天然乾燥させておくのです。

産地証明はあるので、越後杉ではありますが、「越後杉ブランド」にするには検査員を呼んで強度や乾燥度を検査してもらわなければなりませんが・・



加藤材木店



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