住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

住宅事情

2010-09-25 18:29:14 | 建築


ホームページ更新しました。
ちょっとずつ更新の間隔が空いてきています。ゆゆしき事です。(とは、あまり思っていませんが・・)

今回は、夏休みが絡んでいるせいか、小動物や昆虫といった生き物ネタが多い様に思います。

自分で書いていながら、小動物や昆虫の死に場所もない現代の住宅事情?に憂いております。これが勝手な思いこみならいいんですが・・・

雑誌「ミセス」10月号と、住宅雑誌「リライフプラス」vol.4に、当事務所で設計した「花と庭の家」と「南大沢・南風の家」がそれぞれ紹介されてます。

前者は屋上庭園の楽しみ方と題し、住み手による屋上庭園の作り方が紹介されています。屋上は都市部で暮らす上での、庭のもう一つの可能性であると感じると思います。後者はちょっとだけ紹介されてますので、探してみてね。

=戸田晃建築設計事務所=

蓼食う

2010-09-25 02:08:25 | 我が家の庭


仕事や何かで、精神的に追い込まれると決って見ていた夢

「蝶ネクタイが無い!」
「今から仕事なのに、髪の毛が長髪のまま切り忘れた!」
「ワインをお客さんにこぼしちゃった!」 

若いときにアルバイトをしていたホテルでのウエイターのシーン 
目を覚ますと心臓の鼓動は早く、うっすら冷や汗をかいている。

もちろん、当時は気が張っていたので、そんな”そそう”は無かったのだが、何で?おかしいな~?

先日、あるきっかけでそのころの同期数人と飲んだ。実に30年ぶりだった。

あんなに、ある種プレッシャーに感じていた頃のメンバーの集まりとあって、どうなるかと思いきや、妙に懐かしさととともに楽しかったのは、自分でも不思議だった。

違和感を感じながら過ごしたあの時期も、紛れもなく自分なんだ と感じるひとときだった。



久しぶりに我が家の庭にて

穂のように伸びたこの花は水引 (みずひき)
上から見ると赤く見え、下から見ると白く見える花を、紅白の水引に見立てた。
写真の白い花 は銀水引と呼ばれるらしい。



これは犬蓼(イヌタデ) ちなみに犬がつくものは食用にならないの意。
「蓼(タデ)食う虫も好きずき」の蓼。
そんなに言わなくても・・・ねぇ~
この地味な花。私は好きです。



靫草 (うつぼぐさ):こう見えて薬草。
生薬で別名 夏枯草(かこそう)利尿効果があるらしい。
ちなみに植えた覚えのない草。



斑入り藪蘭(ヤブラン)の花。なんだか大作りなこの花はあまり好きにはなれない。



ほてい葵草。やっぱり南米大陸原産か!? 異常に増えて、もうどうしようもない。前の日が2株だったのが、次の日に4株になっていたりする。本当だ。
この花の別名、ウォーターヒヤシンス。確かに。。



枯れた花をつけた状態の紫陽花を愛でる。



前出の犬のつく植物 犬山椒 につくアゲハの幼虫。幼虫は食べてるじゃあないか!!
ああ、実じゃあなくて葉っぱか・・・しかもすごい勢いで食べている。



最後はちょっと宣伝。我が八王子のホープ、マイミクでもある磯沼さん出店の図。
オーナー自ら店頭に立って販売している。なんとパワフル。

■ちい散歩フェア
28日(火)まで@そごう八王子店 8階大催会場

=戸田晃建築設計事務所=