住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

返り咲き

2022-11-09 19:53:49 | 我が家の庭


「返り咲き」

事務所のインターホンの前、ツツジの花の時期ではないのに、突然花が咲きました。日照量が多い秋や初冬によくあらわれる現象だそう

他には「忘れ花」「帰り花」とも言われる
「帰り花」は一度身請けされた遊女が再び遊郭に戻るという意味があるらしいが、そう言われると切ない響きに感じてしまいます
さらには「狂い咲」とも言われ、天変地異の前触れととらえる人もいたらしいのでやぶさかではない
いずれにしても昔から日常じゃあない思いを抱いていたんじゃあないかと思う



オニタビラコ(鬼田平子)は中庭

鬼というからには赤鬼 青鬼がいると思ったらやっぱりいる
花茎や葉が紫色を帯びてないこれは青鬼って事らしい。
この花はよく駐車場の隅っこや道端に生えていて、タンポポと同じキク科の植物。
たんぽぽの仲間と言いてもいいかもしれないが名前がいかつい
「たんぽぽ薬局」「たんぽぽ食堂」とかは耳馴染みがあってほっこりするけれど「レストラン・オニタビラコ」とか言われると何が出てくるかわからなくて不安になる
「バー・オニタビラコ」なら入ってみたい気もする…

この花、名前の由来が葉が放射状に延びて田んぼに平に張り付く(田平子)から来ている
ここではほっとくと、苔に覆いかぶさってしまう

我が家では「雑草」に近い存在で、
今までは真っ先に抜く対象になっていたのですが、6㎜程の花の可憐さにしばし野放し状態

ちなみに花言葉は
「仲間と一緒」
「純愛」
だそう
いやーますます抜けなくなっちゃうじゃあないですか.…



こちらはホトトギス

ホトトギスというと鳥を思い出すかもしれないが、鳥の胸紋にいていることからそういわれている。その逆という説もあるみたいです
英語ではTord Lily 和訳ではヒキガエルのようなユリ だって…
ヒキガエルの生息している我が家の庭にはぴったりって事じゃあないですか(笑)



この花、花の少ないこの季節には彩を与えてくれるので重宝しているのですが、いかんせん限りある我が家の庭では少々増えすぎる

ほおっておくと庭じゅうホトトギスになっちゃうので、度々切ったり抜いたりするのですが、それでもめげずに伸びて咲く

ちなみに花言葉は
「永遠にあなたのもの」
「秘めた意志」
ひたむきに咲き続けることからそういわれるらしいが、ちと怖くなる言葉でもある

間が空いてしまったブログ 返り咲きです
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ソフトが復活しましたら、順次発信していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします