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庭の手入れをしていると、植えた覚えのない草木が育っているのをみつける事がよくある。我家に遊びに来る鳥は、解っているだけでも10種類になるので、その鳥達が運んできたのかもしれない。はたまた自然に種が飛んで来たのかも知れないので、大きくなるのを観察し、その後そのまま育てるか、抜いてしまうかを検討する。
この百合もその中のひとつ。いつしか沼エリアのほとりに芽を出し、知らぬ間にどんどん大きくなっていった。何度となく、抜かれる危機に遭遇したのだが、百合っぽい~という事で、そのままにしていた。今では全高140cm、花は20cmはあり、一本の茎に4つの花をつけている。「う~ん百合が咲いた!」と満足げに、写真をとり観察していると、妻の母がその画像を見て一言「あら、これ雑草の”アレ”でしょう~」と・・・
そして先日、妻の実家の近くの道端や野原に確かに”アレ”が群生していた。
「雑草」の定義って、場所や人や地域によってそれぞれ違う・・・あたりまえのような事ではあるが、今更ながら知りました。ハイ!この百合は多分、高砂百合(タカサゴユリ)であると思う。
高砂百合(タカサゴユリ):ユリ科の多年草。葉は細長く、8月ころ、弁の外側に淡褐色の筋(すじ)が入った白い花をつける。花容はテッポウユリに似、種子による繁殖が容易である。台湾に分布する。
よく種子を稔らせ、風によって種子を散布する。一ヶ所に長く留まると、病原菌にやられたりするらしく、ある程度の年月が経過すると新たな場所へと旅立つものと考えられているらしい。
いいよ~抜かないから、うちの庭で何年か留まってなぁ~
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=戸田晃建築設計事務所=
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