住みこみ*著書:『住みこみ』(2007年/ラトルズ刊) 戸田家の一年を写真とエッセイで綴った本のタイトルです。

人の暮らしは時間と共に変化します。それを調整しつつ自在に手を入れられる、ゆるやかな設計を心がけています。

靫草

2009-06-22 18:28:58 | 
(我家の靫草は蕾の状態/小川エリア)
昨日6月21日(日)は夏至-太陽が夏至点を通過する時。北半球では太陽に位置が最も高くなり、昼が一番長くなる。
72候 第28候 乃東枯 なつくさかるる  「乃東」は夏枯草(カコソウ)の古名で「ウツボ草」のこと。冬至のころ芽を出し夏至のころに枯れる。

(鉄を切って・曲げて・穴をあけ、そして溶接して、棚受けと傘掛けを作りました)
かねてより念願だった溶接塾に参加しました。Houseの増満さんの紹介だったのですが、ここがまたいい。この分だと家に溶接機が来るのもそう遠い未来ではなさそうです。塾長はじめ、増満さん、みなさん、楽しいひと時をありがとうございました。

そして余談ですが、今回紹介してもらい、同行までしてもらったマスミツケンタロウさんが主宰する「house」の生み出す靴・鞄の革のモノ、真鍮金具や鉄脚の椅子・テーブルなど木と金属のモノなど、一種ジャンルをこえた工程や素材で作られた道具たちがすごく良いんです。生活を楽しんでいる人しか作れないモノがそこにある気がします。そして何より扱う素材に愛着が感じられます。つまり私はHouseのモノが好きなんです。
ハウス
http://www.house-jp.org/
(一本だけある菖蒲が咲きました/6月13日 沼エリア)

靫草(ウツボクサ):シソ科多年草。日当たりの好い路地や原野に見られる。
花穂の形態が矢を入れる道具「靫(うつぼ)」に似ているから「靫草」の名。花穂が褐色に変色 草全体が緑豊かで、枯れたように見える。この様子から「夏に枯れた草」との意味で、「夏枯草」と呼ばれる。

消炎性の利尿剤として、腎臓炎、膀胱炎、血圧降下作用抗菌作用、口内炎、扁桃炎に煎じてうがい、又は、薄めて、飲む。

=戸田晃建築設計事務所=

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