カルカッシ教則本の曲を去年10月からもう一度最初からやり直す事にして、現在の進捗状況は初等科の最後の曲をなんとか弾けるレベルになった。 元々、2年間ほど練習していたので、それほど時間は掛からないだろうと思っていたが、実際には10ヶ月以上費やす事になった。 この教本の練習曲は初等科と言いながら、以外と他の初級レベルに比較すると難しいだろうと私は思う。
全体的な曲調は意外と易しい気もするが、所々の運指などは上級向けとも言えるような押さえにくい運指が出てくる。
そうした箇所をスムーズに弾けるまで練習する事で、かなり時間が費用に成るので、以前は半分程度の習熟度で先に進んでいたのである。
しかし、今はそうした箇所をしっかりと弾けるまで練習して、納得出来るレベルになるまでは先に進まない事に決めた。
もちろん、練習曲は3曲程度を同時進行で練習しているので、同じ曲だけを繰り返して弾いている訳ではないし、他にも第二部中等科は第三部の中等科と同時進行で練習する事になるので、この第二部はいろんなギターの演奏の奏法を練習する事になり、曲自体は第三部の50曲の斬新的な練習曲を順次練習する事に成っている。 なので、ある意味では第二部と第三部は同時にページを跨いで練習する事に成る。
第四部の高等科は所謂ギターの名曲の練習に入るが、この模範演奏のCDはないので、YouTubeや、その他のCDなどで模範演奏を聴きながら練習する事になるだろう。 本来なら、譜面を見て、演奏出来る様に成ることが理想だし、実際にそれが出来ないと上級レベルにはならないだろう。
まっ、それは今後の私の課題だし、もっと実力を身につけて、譜面を初見でも弾けるようなレベルには成りたいと思う。
今の所は第三部の50曲の斬新的な練習曲の模範演奏のCDはあるので、練習はその模範演奏に出来る限り近いレベルで弾きたいと思う。
がしかし、実際に模範演奏はプロレベルの演奏なので、今でも到底同じようには弾けないのが現実でもある。
さらに、第二部の練習曲の模範演奏の曲はないので、その点は自分で譜面を読み解いて練習する以外には無い。
それ以外にも、この教本の中には音階練習やアルペジオ練習、デュオの練習曲なども模範演奏は収録されていないので、そうした曲も自分で譜面を読み解いて練習している。
デュオの曲は各パートを1人で弾いて居るので、実際には単独演奏になるので、本来のデュオ曲のイメージはちょっと知る事が出来ないが、それでも、大凡は曲調を感じながらともかく、弾けるように練習する事にしている。
さて、ここまで進んで来たので、これからが本格的な曲、より魅力的な曲の練習が出来るので、楽しみである。
ギター講座の練習曲ももちろん良いけれど、それだけでは物足りないし、私はこのカルカッシ教則本の曲を最後の1曲までしっかりと弾ける様に成りたいと思うので、この教本を卒業するまでは他の教本を使うつもりは無い。(ギター講座の練習曲はまったく別の話である)
講座の曲は意外と簡単な曲がほとんどなので、逆に言えば、こちらの講座の曲の方が本来の私のレベルには見合っているのだろうと思う。