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普通の生活の中での、思いついたこと、考えたこと。何かを表現したい、書いておきたいと思った時に、ココで発散しています。

教える側のココロ構え

2008-10-16 22:03:23 | 学校&就活
木曜はイソガシイ(^_^.)
午前と午後とで、別の学校で講義があるので、
昼休み中に移動&昼食をとらなくてはなりません。

午前中は文章表現&小論文、移動してからは秘書検定2級講座があるので、
テキストやノートもあわせて5冊、よっこらしょと大荷物な一日。

といっても、このごろは午後から講義のある学校へ早めに到着してしまって、
講師室でお弁当を食べるようにしています。その方が落ち着くので。

今日は、おにぎり&おつけものセット&お茶でカンタンな食事、
でも、お昼の休憩時間ということもあり、講師室の出入りがひんぱんです。
「こんにちは~!」「お疲れさまでしたー」「あ、お久しぶり!」「コピーがつまってるんですけど」
などなど、いろいろな声がとびかい、私も他の講師の方々にご挨拶しつつ おにぎりを頬ばるのでした(^・^)

今日は、お弁当を食べつつ、他の講師の方々といろいろ情報交換いたしました(^_^)v
以下、そのときに出た話題も含めての、私見です。



 学生さんから、検定に関してよく質問されるのは、
「3級くらいなら簡単に受かりますか?」というものです。くらい、って…^^;

・・・ 何と答えて良いか、分かりません!!

長年教えていますから、「この子なら受かる」「この子はちょっと危うい」というのは、なんとなくわかります。

 特に、専門学校などの試験対策講座では、
「これを学べば合格する!!」というカリキュラムをつくり、講義しているので、
教える側からすれば、
「何故受からない人がいるの?!」と思ってしまうのも事実です。


検定対策講座を受講していなくても、3級、2級同時受験を希望して、テキストを読んだだけで受かった学生もいました。
その学生は通常の授業も優秀な成績で、性格的に集中力とガッツのある子でしたが。
他にも知らない間に受験して、受かったら報告に来る子もいました。

そうかと思えば、別な某所で90分を14回、試験のために教えたにも関わらず、
3級すら不合格な学生もおります。
正直、私も凹みます・・・。

一番の違いは、基礎学力かもしれません。
それは、頭の良し悪しではなく、モチベーションに影響することなのです。

一般的に基礎学力の高い人は、学ぶことに抵抗感が薄いので、
「やればできる!」という自信があります。
勉強するほどに「分かる!受かる!」というイメージが強くなります。

しかし、基礎学力の低い子は、勉強そのものに抵抗感があり、
勉強するほどに「わからない・・落ちる・・やってもムダ!」
という悪循環に陥ってしまうのです。

要するに、基礎学力の高い人は勝手に学ぶので、内容さえちゃんと伝えればよいのです。

問題は、そうではない人たちに対し、内容そのもの以外に、いかにやる気を継続させるスキルをもつか、が、
できる講師なのだと、痛感しています。


それでその「そうではない人たち」が、年々増えている…どう対処すべきか?が講師の先生方の間でよくでるハナシ。
そして、
教える側のココロ構えとして、「わかりやすく」なおかつ、「やる気を出させる」テクニックが、この先もっと必要になるだろう、
ということでは終始一決したのでした(^_-)-☆


…人にやる気を出させる って、ムズカシイ(^_^.) 結局はその人自身の意識の問題だから。
…人は他人の意識の中に、意図して入っていけるのか?…いけるとしたら、どうやって?…うーん…考える秋、です。


(^^)/~~~




コメント
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