母から電話があった。唐突に「あんたちょっとどう思う。」となるとこれは衿子さんの話だ。
衿子さんは母の弟のお嫁さん、義理の妹になる。
衿子さんは、以前ブログで書いた「星の王子様」の、こうちゃんのママでもあります。決して悪い人ではありません。
電話は、30分も話しました。というか一方的に母がしゃべりまくって私はひたすら聞いていた…
概要は以下。
母が先日、駅前の伊勢丹でスカーフを買った。
買い物帰りに祖母の家(母の母)に立ち寄り、お茶を飲むのがいつものことだが、
そこに衿子さんがいた。祖父母が高齢なので、母や叔母(母の妹)、衿子さんが交代で世話をしに行っている。
3人でお菓子を食べたり、お茶を飲んだり。
そうこうしながら、
「これいい柄でしょう」と、見せなかったらよかったのに、買ったばかりのスカーフを出して広げて見せびらかしたのはうちの母。
まあ、買ったものはすぐに広げてみたくなる。
しかしそこには衿子さんがいたのだ。
「あらおねえさま、とってもいいお柄で。とってもお似合いで」とにこにこ言っていたらしいけれど。
おととい、母が祖母のところへ行っていたら、今度は反対に、伊勢丹帰りの衿子さんが立ち寄った。
そこで
「あらおねえさま、今日はちょっといいおかいものができて」と言って、広げて見せたのが
母と全く同じスカーフ、
プラス、別の柄でもう一枚。
「この前のおねえさまのが素敵だったから。それにこのごろ寒くなりましたでしょう、だからもう1まいと思って。」にこにこしながら、2枚広げて見せている。
母、ムカーーーーーーーッ!!!!と、きたらしい。
「あの人はいつもそうなの、人がいいと思うとすぐそれをするし、なんでも人の真似をするからあたしはどうかと思う、あんたはどう思うの、それにしても同じものを買うかね?あたしはいやだと思う人と同じだなんて。それに2枚も買うなんて一度に2枚も。あたしは1枚だけ。」
…こういう場合は、そうねーそうだよねーと言っているに限る。意見なんて別に言ったところで聞きはしないから。
衿子さんは、確かに「まねしっこ」(真似ばかりする)なのです。そして、真似されてムカっとくると私に電話で愚痴る母。この図式は長年変わりません。
特に、母や叔母の持ち物や洋服、アクセサリーなどを真似するの。買えるのであれば、同じものを買ってくる。
叔母が紫のセーターを着ていた時。紫といってもラベンダーカラーで、よく似合っていた。
衿子さんは同じような紫のセーターを次のとき既に着ていた。
「紫のセーターってステキ」と思ってすぐに買いに行ったらしい。叔母も「真似された」と、ブツブツ言っていた…
以前、母と叔母VS衿子さん、で「あなたも自分でいいと思うものを買ったら」「あたしはおねえさま方が素敵だと思うから」とまさにバーサス、の場面が展開されたこともある。目撃しました。衿子さん、ハンカチで目頭を押さえていたけど、そのハンカチは母と同じものだった。
淵にレースがついている、私が母の日にあげたものだったのですぐわかった。衿子さん…どこまでも…
とにかく、もう、ずーっとそういう人、まねしっこちゃん。
それで、今回母はどうしたかというと、
「今度あたしは丈の短いブーツを買う。足首に毛皮やら巻きついてるのがあるから。あったかいのがいいかね。衿子さんはまた真似するかね。あんたどう思う?」
だから履いていかなきゃいいじゃない、おばあちゃんちに。
「でもあんたせっかく買ったのにうちの回りばかりで履いてるんじゃしょうがない。衿子さんはもう持ってるかね。あたしが真似したと思われたらいやだから」
「それから、あんたにやった真珠のネックレス、あれ返してちょうだい。お父さんが買ってくれると言ってるけど。あんたにやったのがあたしには似合ってたけど。
この前伊勢丹でいいのがあったからそれにしようと思うけど」
じゃ、返す必要ないじゃない
なんだかもう、真似したとか真似されたとか あれが欲しいとかこれがいいとか
女は欲望で生きている
しかしこうも思いました
こういうギラギラした欲望がまた人を生かしているのかもしれぬ、と。
母70で衿子さん68。女の人生は長いだけに欲望もまた果て知れないものです。
私のほしいもの… ありません。なんちゃって(#^.^#)!!
(^^)/~~~
衿子さんは母の弟のお嫁さん、義理の妹になる。
衿子さんは、以前ブログで書いた「星の王子様」の、こうちゃんのママでもあります。決して悪い人ではありません。
電話は、30分も話しました。というか一方的に母がしゃべりまくって私はひたすら聞いていた…
概要は以下。
母が先日、駅前の伊勢丹でスカーフを買った。
買い物帰りに祖母の家(母の母)に立ち寄り、お茶を飲むのがいつものことだが、
そこに衿子さんがいた。祖父母が高齢なので、母や叔母(母の妹)、衿子さんが交代で世話をしに行っている。
3人でお菓子を食べたり、お茶を飲んだり。
そうこうしながら、
「これいい柄でしょう」と、見せなかったらよかったのに、買ったばかりのスカーフを出して広げて見せびらかしたのはうちの母。
まあ、買ったものはすぐに広げてみたくなる。
しかしそこには衿子さんがいたのだ。
「あらおねえさま、とってもいいお柄で。とってもお似合いで」とにこにこ言っていたらしいけれど。
おととい、母が祖母のところへ行っていたら、今度は反対に、伊勢丹帰りの衿子さんが立ち寄った。
そこで
「あらおねえさま、今日はちょっといいおかいものができて」と言って、広げて見せたのが
母と全く同じスカーフ、
プラス、別の柄でもう一枚。
「この前のおねえさまのが素敵だったから。それにこのごろ寒くなりましたでしょう、だからもう1まいと思って。」にこにこしながら、2枚広げて見せている。
母、ムカーーーーーーーッ!!!!と、きたらしい。
「あの人はいつもそうなの、人がいいと思うとすぐそれをするし、なんでも人の真似をするからあたしはどうかと思う、あんたはどう思うの、それにしても同じものを買うかね?あたしはいやだと思う人と同じだなんて。それに2枚も買うなんて一度に2枚も。あたしは1枚だけ。」
…こういう場合は、そうねーそうだよねーと言っているに限る。意見なんて別に言ったところで聞きはしないから。
衿子さんは、確かに「まねしっこ」(真似ばかりする)なのです。そして、真似されてムカっとくると私に電話で愚痴る母。この図式は長年変わりません。
特に、母や叔母の持ち物や洋服、アクセサリーなどを真似するの。買えるのであれば、同じものを買ってくる。
叔母が紫のセーターを着ていた時。紫といってもラベンダーカラーで、よく似合っていた。
衿子さんは同じような紫のセーターを次のとき既に着ていた。
「紫のセーターってステキ」と思ってすぐに買いに行ったらしい。叔母も「真似された」と、ブツブツ言っていた…
以前、母と叔母VS衿子さん、で「あなたも自分でいいと思うものを買ったら」「あたしはおねえさま方が素敵だと思うから」とまさにバーサス、の場面が展開されたこともある。目撃しました。衿子さん、ハンカチで目頭を押さえていたけど、そのハンカチは母と同じものだった。
淵にレースがついている、私が母の日にあげたものだったのですぐわかった。衿子さん…どこまでも…
とにかく、もう、ずーっとそういう人、まねしっこちゃん。
それで、今回母はどうしたかというと、
「今度あたしは丈の短いブーツを買う。足首に毛皮やら巻きついてるのがあるから。あったかいのがいいかね。衿子さんはまた真似するかね。あんたどう思う?」
だから履いていかなきゃいいじゃない、おばあちゃんちに。
「でもあんたせっかく買ったのにうちの回りばかりで履いてるんじゃしょうがない。衿子さんはもう持ってるかね。あたしが真似したと思われたらいやだから」
「それから、あんたにやった真珠のネックレス、あれ返してちょうだい。お父さんが買ってくれると言ってるけど。あんたにやったのがあたしには似合ってたけど。
この前伊勢丹でいいのがあったからそれにしようと思うけど」
じゃ、返す必要ないじゃない
なんだかもう、真似したとか真似されたとか あれが欲しいとかこれがいいとか
女は欲望で生きている
しかしこうも思いました
こういうギラギラした欲望がまた人を生かしているのかもしれぬ、と。
母70で衿子さん68。女の人生は長いだけに欲望もまた果て知れないものです。
私のほしいもの… ありません。なんちゃって(#^.^#)!!
(^^)/~~~