伊那人は無性にローメンが食べたくなるときがあります。
ローメン(炒肉麺)というのは、伊那市のB級グルメ。
中華蒸麺をキャベツや肉などと炒めた焼きそばみたいな食べ物です。
“みたいな”というのは、店によっては鶏ガラスープを加えた汁状のものもあるからです。
今日作ったのは、汁無しの焼きそばタイプ。
服部製麺所の蒸麺をスーパーで買ってきて、自分で味付けします。
ソース・醤油・ごま油・ラー油・酢、そして私の場合は、隠し味に醤油味の焼肉のタレを使います。
この特製ソースを、キャベツと豚肉(正統派は羊肉)と一緒に炒めた麺に投入します。
蒸麺なので、水分を良く吸収して、タレも良く麺に絡みます。
皿に盛りつけて、ちょっと紅生姜を添えて出来上がり。
伊那の人達は、ここから自分好みの味に整えて行きます。
今日は、最初から自分専用に作ったので整える必要は無いのですが、実際の食堂では、ソース・酢・ニンニク・ラー油などで自分好みの味に調整して行きます。
このローメン(ローメンズクラブ)、この春、愛Bリーグの正会員に昇格したそうです。
…ということは、B1グランプリの全国大会にも出られるし、地元でグランプリ開催の立候補権も獲得した…みたいです。
このB1グランプリ、焼きそば系が強いですからね。
ローメン、案外上位に行けるかも知れません。