気が重いよ…伊那篇

落ちるところまで落ちた男の日記

ブタがいた教室

2012-06-10 16:34:23 | 日記
日曜日の午後3時過ぎと言ったら、プロ野球に競馬に大相撲(今日はやってませんが)等、BSのチャンネルをガチャガチャ状態。
リモコンを7チャンネル「BSジャパン」に合わせると、映画が映し出されました。
なんだか、ブタを小学生が飼っている映画みたいです。
番組表を見ると、4年前に制作された「ブタがいた教室」という作品のようです。
うちの娘が卒業した小学校も、動物を飼うことで有名です。
事実、娘のクラスも低学年のときは、ヒツジを2頭飼っていましたからね。
子供たちに「命の大切さ」を教えるのは、とても良いことだと思います。



妻夫木聡演じる新米教師が、「先生はこのブタを育てて、最後にはみんなで食べようと思います」と6年生の4月にブタを連れて来ました。
しかし、育てているうちにブタのPちゃんにみんな愛着が湧き、「食べない」という選択肢も出て来ました。
卒業間近になっても結論は出ず、最後の投票に。
「後輩達に飼うのを託す」と「食肉センターに送る」の2者択一です。
投票結果は13-13のイーブン。
最後の1票は、先生の決断に委ねられることになりました。
翌日、先生の1票は、食肉センターに―でした。



実話を元に映画化された作品らしいです。
結構有名な話のようですが、私は話題になった当時、テレビをあまり見ていなかったので、まったく知りませんでした。
また、ネットではこの映画の出来について、あまり芳しい評判が出ていません。

ただ、たまたま映し出されたこの映画に、私は涙しました。
子供たちが純粋でいいじゃないですか…。
子役たちの台本は、セリフ等白紙だったそうです。
なので、本当にどうしようか!?という切羽詰まった感じが出ていて、良かったと思います。
涙腺の弱いおじさんは、こういう映画やドラマは格好の“泣き”です。

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