小鳥日和

シジュウカラF(F夫)の探鳥備忘録

5/1(日)山梨(その5)

2016-05-10 | 野鳥 山梨・静岡・東海探鳥地

日本三鳴鳥の1つであるコマドリ。

独特の「ヒン・カラカラカラ~♪」というさえずりとオレンジ色の綺麗な鳥です。

バードウォッチングでは、このコマドリのさえずりを聞けるだけでも幸運で満足なのですが・・・

この日は幸運にも姿も見ることができました。

かなり遠いですが、稜線の高木のてっぺんにとまっている鳥影が分かりますか?

木の梢でさえずっています。 

コマドリ

コマドリ(去年のの画像ですが・・・)

ピーターラビットやマザーグースにも出てくる鳥がコマドリ(ロビン)です。

 ※日本のコマドリは亜種 ”Japanese robin”です。

大きな声量と異なり、小さな小鳥です。オレンジ色も派手ではなく、しっとりとした上品な色です。

バードウォッチャーなら、一度は見てみたい鳥ではないでしょうか。

 

画像はよくありませんが、雰囲気だけ画像をご覧ください!

 

山梨/コマドリ(2016.05.01)

 

ちなみに「日本三鳴鳥」とは、さえずりが美しいオオルリ、ウグイス、そしてコマドリの3種の野鳥です。

 


5/1(日)山梨(その4)

2016-05-08 | 野鳥 山梨・静岡・東海探鳥地

その他、確認しました野鳥について紹介いたします。

クロジ

全身が灰黒色の鳥クロジの雄 (雌は灰褐色)

この鈍い鉛のような黒色が何とも魅力的です。

日本では、漂鳥として冬季は南方や平地に、冬季は中部以北や北海道に移動し繁殖します。

 

※「漂鳥」とは、

 夏期は山地(繁殖地)、冬は平地(越冬地)暑さや寒さを避け、日本国内を季節移動する鳥のことです。 

 ムクドリ・セキレイ・ヒバリ・ウグイスなど、日本の鳥のほとんどは漂鳥と言えますね。

アカハラ

ツグミの仲間で、本州中部以北の山地帯の森林で繁殖し、冬期は本州中部以南で越冬します。

4月~5月上旬と9月~10月の渡りの季節には市街地の公園などにも飛来することがあります。

この鳥も梢で「キョロン、キョロン、チリリ」と初夏の森林を代表する野鳥です。

 

その他、姿はなかなか見ることができませんが「クロツグミ」「キクイタダキ」などもあちらこちらでさえずっていました。

 

[確認した鳥]

キジバト、アオバト、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ウグイス、センダイムシクイ、ヤブサメ、エゾムシクイ、キクイタダキ、キセキレイ、ハクセキレイ、ツツドリ、キバシリ、ゴジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、オオルリ、ミソサザイ、コマドリ、コルリ、キビタキ、コサメビタキ、クロジ、アオジ、ホオジロ、ヒヨドリ、カケス、ハシブトガラスなど


5/1(日)山梨(その3)

2016-05-07 | 野鳥 山梨・静岡・東海探鳥地

小鳥のさえずり♪

これは繁殖期に雌鳥へのアピールやディスプレイですが、

時としてアピールだけでは済まないことも・・・

 

『キビタキの恋のバトル』

この日、我々の存在を無視して2羽のオスのキビタキが1羽のメスをめぐり争っていました。

争いと行っても、攻撃して傷つける訳ではなく猛烈アピール&威嚇合戦です。

「カッ・カッ・カッ!」

「ビッビッ!」

と鳴きながら尾羽をピンと立てていました。

それを見たもう1羽のライバルは・・・

負けるもんか!と言わんばかりにこちらもアピール。

それでも決着が付かないため

突撃~ッ!! 

確かに

こんな姿を見せつけられたら、

さすがに温厚なキビタキも熱くなってしまうようです。

勝敗が付くまで、睨み合いは続きます。

 

ちなみに、

この子がモテモテのキビタキのメスです。 

確かに目がクリクリしていて可愛いですね。

 

我々の頭上、1m程の至近距離で恋のバトルは続いていました。


5/1(日)山梨(その2)

2016-05-06 | 野鳥 山梨・静岡・東海探鳥地

いつもは声(さえずり)だけで、姿をなかなか見せてくれないヒガラですが、

この日は、特別にサービス満点でした。

 

まずは、「逆上がり」

次は「サーフィン」?

最後に「決めポーズ!」でした。

”コイツ出来るな!” 

と言わんばかりに、近くでコガラも観戦中でした。

 


5/1(日)山梨

2016-05-05 | 野鳥 山梨・静岡・東海探鳥地

久しぶりの山梨です。標高1500m、気温は約10℃と例年より暖かい日でした。

昨日も関東地方では、軒並み夏日、どころか30℃越えのところも・・・

(亜高山では、5月のこの時期でも0℃前後と冷え込むことがよくあるので要注意です。)

午前5時に現地に到着、早朝だと鳥のさえずりが楽しめます。

オオルリ、コルリ、クロジ、アオジ、ヒガラ、遠くでコマドリやクロツグミのさえずりが聞こえて来ます。

やはり早朝がおすすめです!

「ピーッ、ピーッ、ピーッ!」

大きなゴジュウカラのさえずりは、谷中に響き渡りかなり目立ちます。

木の溝に食べ物を隠す習性があるゴジュウカラ

この時も食べ物を隠している最中でした。

「見てたのね!?」と言わんばかりでした。

 

隠したご馳走を忘れないように!

恐らく、カラ類やキバシリ、アカゲラに隠したご馳走は食べられちゃうんでしょうね。