探鳥会開始時には、潮も引き干潟が現れだしました。
これから2時間まだまだ潮が引いていきます。
オバシギ(中央)とミユビシギ達
オバシギ
こちらのオバシギも北極圏・ツンドラの限られた地域で繁殖し、冬季はインドから東南アジア、オーストラリア大陸に渡って過ごします。日本にはその移動途中に旅鳥として立ち寄るのみです。
メダイチドリ(成鳥)
ユーラシア大陸の中央部で繁殖し、冬期はアフリカ東岸からインドネシア、オーストラリア、ニュージーランドまで広がり越冬する。日本にも数は少ないですが稀に旅鳥として飛来します。
ダイゼン
キアシシギ
潮が引く前は、遠方の防波堤上にチュウシャクシギやダイシャクシギの姿を見ましたが、干潟には現れませんでした。
また、先日はコオバシギ、アオアシシギ、コアオアシシギも居たそうですが、他のシギの様に長くいつかないため運が良ければ見ることができます。
ミヤコドリ
この鳥も本来は中央アジアのウクライナ、カザフなどロシア内陸部、カムチャッカ半島南部などに点々と非連続に繁殖しています。冬季はアフリカ大陸から紅海、ペルシャ湾、インドなどの沿岸に渡って過ごし、日本では希な旅鳥だったようですが、近年日本でも千葉県、福岡県、三重県では越冬する個体もいます。
ここ三番瀬では今年、22羽ほどが越夏したそうです。(相当、居心地が良いのでしょうね。)
探鳥会では久しぶりにお世話になった方々にお会いすることができ良かったです。その後、天候が崩れてきたため、11時前には探鳥会は終了。帰路につきました。
[確認した鳥]
カワウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、ウミネコ、ダイシャクシギ、チュウシャクシギ、オオソリハシシギ、ソリハシシギ、キアシシギ、シロチドリ、トウネン、ミユビシギ、ダイゼン、ハマシギ、メダイチドリ、オオメダイチドリ、コチドリ、ハジロコチドリ、オバシギ、イソシギ、アジサシ、コアジサシ、ミヤコドリ、ハクセキレイ、メジロ、モズ、ムクドリ、オナガなど