ハイドン:交響曲第71番変ロ長調 (スコア付き)
フランツ・ヨーゼフ・ハイドン: 交響曲第71番変ロ長調 Hob.I:71 (スコア付き) 作曲年代:1778-79年 指揮:ベーラ・ドラホシュ 管弦楽:ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア
00:00 第1楽章 Adagio – Allegro con brio (変ロ長調) 07:11 第2楽章 Adagio (ヘ長調) 17:37 第3楽章 Menuetto – Trio (変ロ長調) 21:18 第4楽章 Finale: Vivace (変ロ長調)
《交響曲第71番変ロ長調》は、ハイドンがエステルハージ家に仕えて作曲活動を行っていた時期(エステルハージ期)の後期の交響曲である。作曲の動機や初演の詳細はわかっていない。 第1楽章は暗い響きの序奏に始まり、シュトゥルム・ウント・ドラング(18世紀後半にドイツで見られた革新的な文学運動)を連想させる。第2楽章は4つの変奏とコーダからなり、主題と第1変奏は弱音器をつけたヴァイオリンで演奏される。第3楽章のトリオでは2パートの独奏ヴァイオリンが指定されている。第4楽章はモーツァルトを連想させる軽快な楽章だが、展開部は変ニ長調で開始される点で意表を突く。