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プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第4番変ロ長調 作品53 (スコア付き)

2024-01-22 06:30:13 | 音楽雑感&関連サイト

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第4番変ロ長調 作品53 (スコア付き)

セルゲイ・プロコフィエフ: ピアノ協奏曲第4番変ロ長調 作品53 (左手のための)(スコア付き) 作曲年代:1931年 ピアノ:ヴァディム・ホロデンコ 指揮:ミゲル・アルト=ベドヤ 管弦楽:フォートワース交響楽団

00:00 第1楽章 Vivace (変ロ長調) 04:41 第2楽章 Andante (変イ長調) 14:00 第3楽章 Moderato (ハ長調) 22:05 第4楽章 Vivace (変ロ長調)

ピアノ協奏曲第4番変ロ長調 作品53》は、セルゲイ・プロコフィエフが1931年に作曲した左手のためのピアノ協奏曲。第一次世界大戦で右手を失ったピアニスト、パウル・ヴィトゲンシュタインの委嘱で作曲された。ただ、ヴィトゲンシュタインは「この作品の細部を理解するまでの準備ができない」との理由で、演奏しなかった(演奏を拒否した訳ではなく、その後もヴィトゲンシュタインとプロコフィエフは友好的な関係を築いた)。そのため、この協奏曲はプロコフィエフの生前には演奏されることはなかった。初演は1956年9月5日に、ドイツ人奏者ジークフリート・ラップのピアノにより西ベルリンで行われた。ラップは第二次世界大戦で右手を失ったピアニストである。 特異な楽章構成をもち、第2・3楽章が曲の大部分を占め、第1楽章は前奏曲、第4楽章は第1楽章を要約するような機能をもつ。第2楽章が最も濃密で、弦楽器によるロマンティックな旋律が印象的である。第4楽章は約2分と短く、ピアノが上昇音型を奏でると突如終止する。


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