週刊朝日百科 仏教を歩く [改訂版] 14号は 鑑真です。
身命(しんみょう)を惜しまず
鑑真といえば唐招提寺。
唐招提寺は、私が最も好きな寺院の一つです。
中央の本尊・盧舎那仏坐像、右の薬師如来立像、左の千手観音立像とならぶ仏像としての迫力は、他に並ぶものはないのではと思っています。
本誌の紹介です。
鑑真
八世紀中ごろ、奈良(平城京)を中心に、強大な律令国家ができあがった。中国にならった都づくりが行われ、碁盤の目の道筋には、東大寺を始めとする大寺院が建ち並んだ。仏教を国の教えとする「仏教国家」の誕生である。しかし、官僧は増えたものの、一人前の僧侶になるための「授戒」制度が未完成だった。そこで、「戒師」を招くために唐へ僧を派遣。戒律に精通した鑑真に白羽の矢がたった。五度の渡航失敗。失明。身命を惜しまず、仏法を広めるためにかけた情熱。天平の甍に刻まれた鑑真の姿に迫る。
本誌の内容です。
巻頭法話 仏教への誘い 第14話「定」/瀬戸内寂聴
鑑真とはどんな人?
授戒の作法を伝えた行動と実践の僧/東野治之
■イラスト 鑑真交友録
■鑑真 教えの広がり
僧侶が学ぶべき基礎学を広める/蓑輪顕量
■鑑真のあゆみ
鑑真のことば
身命を惜しまず伝法を志す/蓑輪顕量
鑑真ゆかりの旅
唐招提寺 鑑真の遺徳をしのぶ天平の甍/編集部
◆境内マップ・周辺図・主な年中行事
この地のおすすめ 招提味噌/●けい(王ヘンに夐)夏
◆名僧の遺産
国宝 白瑠璃舎利壷/阪田宗彦
東大寺戒壇院 国家仏教の中心地/編集部
[仏教 見る・聞く・ふれる]
鑑真来日を迎えた南都七大寺を歩く/前川健一
南都六宗/編集部
◆鑑真渡来、苦闘波瀾の12年
■連載■
真鍋俊照の「仏教アートへようこそ」(14)
仏教のこころを伝える紙芝居の力/真鍋俊照
梅原猛の新「授業・仏教」第14講
鑑真 日本に戒を伝えた唐の名僧/梅原 猛
週刊お遍路さん(14)
高知県6日日 金剛福寺/小野庄一
典座さんの食べる仏教(14)
きび飯ときびだんご/藤井宗哲・まり
暮らしの仏教Q&A(14)
年忌法要で使う掛軸について/佐藤達全
仏教聖地巡り(14)
ポロンナルワ(スリランカ)/田村 仁
身命(しんみょう)を惜しまず
鑑真といえば唐招提寺。
唐招提寺は、私が最も好きな寺院の一つです。
中央の本尊・盧舎那仏坐像、右の薬師如来立像、左の千手観音立像とならぶ仏像としての迫力は、他に並ぶものはないのではと思っています。
本誌の紹介です。
鑑真
八世紀中ごろ、奈良(平城京)を中心に、強大な律令国家ができあがった。中国にならった都づくりが行われ、碁盤の目の道筋には、東大寺を始めとする大寺院が建ち並んだ。仏教を国の教えとする「仏教国家」の誕生である。しかし、官僧は増えたものの、一人前の僧侶になるための「授戒」制度が未完成だった。そこで、「戒師」を招くために唐へ僧を派遣。戒律に精通した鑑真に白羽の矢がたった。五度の渡航失敗。失明。身命を惜しまず、仏法を広めるためにかけた情熱。天平の甍に刻まれた鑑真の姿に迫る。
本誌の内容です。
巻頭法話 仏教への誘い 第14話「定」/瀬戸内寂聴
鑑真とはどんな人?
授戒の作法を伝えた行動と実践の僧/東野治之
■イラスト 鑑真交友録
■鑑真 教えの広がり
僧侶が学ぶべき基礎学を広める/蓑輪顕量
■鑑真のあゆみ
鑑真のことば
身命を惜しまず伝法を志す/蓑輪顕量
鑑真ゆかりの旅
唐招提寺 鑑真の遺徳をしのぶ天平の甍/編集部
◆境内マップ・周辺図・主な年中行事
この地のおすすめ 招提味噌/●けい(王ヘンに夐)夏
◆名僧の遺産
国宝 白瑠璃舎利壷/阪田宗彦
東大寺戒壇院 国家仏教の中心地/編集部
[仏教 見る・聞く・ふれる]
鑑真来日を迎えた南都七大寺を歩く/前川健一
南都六宗/編集部
◆鑑真渡来、苦闘波瀾の12年
■連載■
真鍋俊照の「仏教アートへようこそ」(14)
仏教のこころを伝える紙芝居の力/真鍋俊照
梅原猛の新「授業・仏教」第14講
鑑真 日本に戒を伝えた唐の名僧/梅原 猛
週刊お遍路さん(14)
高知県6日日 金剛福寺/小野庄一
典座さんの食べる仏教(14)
きび飯ときびだんご/藤井宗哲・まり
暮らしの仏教Q&A(14)
年忌法要で使う掛軸について/佐藤達全
仏教聖地巡り(14)
ポロンナルワ(スリランカ)/田村 仁